山田和樹&バーミンガム市交響楽団演奏会
2016年6月25日(土)5:00PM 愛知県芸術劇場大ホール

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 僕は山田和樹さんのファンで、彼のコンサートは聴き逃さないようにしてきました。
 オーケストラはどこでも良くて、本日のオーケストラも、名フィルやセントラル愛知にして、もっと安い値段のコンサートを希望していたくらいです。

 ところが、この日はイギリスのEU離脱の国民投票で、離脱派が勝利するという日に当たり、この歴史的な日にイギリスのオーケストラを聴くことが出来るとは、タイミングの良いことでした。
 団員同士の対立はあったのか、アンサンブルに問題は無かったのか、名古屋のTV局に潜入取材をしてほしかったですね。

◇バーミンガム市交響楽団演奏会
 2016年6月25日(土)5:00PM 愛知県芸術劇場大ホール

 指 揮:山田和樹
 チェロ:ピーター・ウィスペルウェイ

 ベートーヴェン:「エグモント」序曲
 エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調
 シベリウス:交響曲第2番 ニ長調

 シベリウスの2番はアマオケ時代に演奏して、大嫌いな曲。
 弦楽器が美しく歌う部分が無く、ブツブツで打楽器扱いされている。
 何ページも続く音階の繰り返しは拷問のようでした。

 しかし、山田さんだったら何とかしてくれる、と期待していたのですが、やはり面白くありませんでした。

 アンコールは《エウゲニー・オネーギン》のポロネーズで、派手に締めくくりました。