全国共同制作プロジェクト《蝶々夫人》
 2017年1月26日(木)6:30PM フェスティバルホール

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 全国共同制作プロジェクト《蝶々夫人》
 2017年1月26日(木)6:30PM
 フェスティバルホール

 ヨーロッパで活躍する演劇人である笈田ヨシが、日本での初オペラ演出に挑戦します。
 初めて入る新しいフェスティバホールも楽しみです。
 新大阪からフェスティバルホールまで1700円でした。

 【演 出】笈田ヨシ
 【指 揮】ミヒャエル・バルケ
 【管弦楽】大阪フィルハーモニー交響楽団
 【合 唱】フェスティバル・クワイア

   蝶々夫人…中嶋彰子
   スズキ…鳥木弥生
   ケイト・ピンカートン…サラ・マクドナルド
   ピンカートン…ロレンツォ・デカーロ
   シャープレス…ピーター・サヴィッジ
   蝶々さんの従妹…熊田祥子

 笈田ヨシさんの演出は舞台装置が少なく、METライブビューイングのアンソニー・ミンゲラの演出を思い出させます。
 ミンゲラの名舞台は2月11日(土・祝)5:30PMからWOWOWで放映されます。
 主役はクリスティーネ・オポライス。

 今回の公演で何より不味かったのは指揮者。
 速いテンポですっ飛ばし、音楽を楽しむことが出来ませんでした。

 中嶋彰子さんは高い音を避けておられるようでした。
 ピンカートンは良いテノールでした。
 二重唱の最後は何も無い舞台に敷かれた布団の中で歌われました。
 歌い終わった後ピンカートンは蝶々さんに乗っかりましたが、これには驚きました。

 第1幕で帰りましたが、鳥木弥生さんのスズキを見ることが出来なかったのは残念です。