セルゲ・ツィンマーマン&伊藤恵 デュオ・リサイタル
2018年9月6日(木)2:00PM 宗次ホール

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 フランク・ペーター・ツィンマーマンの息子ということで、聴きに行ってきました。
 一種の「親の七光り」でしょうか。
 しかしプロフィールには「両親がヴァイオリニスト」と書かれており、本人は「七光り」を狙ってはいないようです。

 セルゲ・ツィンマーマン&伊藤恵 デュオ・リサイタル
 2018年9月6日(木)2:00PM 宗次ホール

 ブラームス:
 ヴァイオリンソナタ第2番イ長調
 ヴァイオリンソナタ第1番ト長調「雨の歌」
   =休憩=
 FAEソナタ 第3楽章スケルツォ
 ヴァイオリンソナタ第3番ニ短調

 ブラームスのヴァイオリンとピアノのための作品をすべて聴けるという、魅力的なプログラムです。

 セルゲ・ツィンマーマンは1991年ケルン生まれ。
 9歳でオーケストラと初共演。
 若くして世界各地の一流オーケストラや指揮者と共演を重ねる。
 コンクール受賞歴はないようです。

 セルゲ・ツィンマーマンは正当派のヴァイオリニストで、その演奏は予想を遙かに上回るものでした。
 豊かな響きとロマンティックな音楽で、伊藤恵さんのピアノと相まって、ブラームスの世界を堪能させていただきました。

 アンコールは「シューベルト:ソナチネ D384より、第2楽章・アンダンテ」でした。

 ロビーにはCDが売られており、サイン会もありましたが、このCDはすべてお父さんのCDでした。
 本人のCDはまだ無いそうです。