オペラの魅力Vol.29 チャイコフスキー作曲
 《エフゲニー・オネーギン》(原語上演;字幕付)
2018年9月30日(日)4:00PM 名古屋市芸術創造センター

「REVIEW18」に戻る  ホームページへ
 
 
 オペラの魅力Vol.29
チャイコフスキー作曲
 《エフゲニー・オネーギン》(原語上演;字幕付)

 2018年9月30日(日)4:00PM
 名古屋市芸術創造センター

 指 揮:濵津清仁
 構成・演出:岡本茂朗
 管弦楽/フィルハーモニカー・ウィーン・名古屋
 合 唱/エウロ・リリカ合唱団
 バレエ/須山仁美クラシックバレエ

 オネーギン/岡本茂朗
 タチアーナ/加地早苗
 レンスキー /加藤利幸
 オリガ/中村彩乃
 ラーリナ/石原まりあ
 フィリピエヴナ/田中祐衣
 グレーミン/松岡和人
 ザレツキー/森 拓斗
 トリケ/平野友洋

 まず、「オペラの魅力Vol.29」という偉大な回数に驚いてしまいます。
 主催の岡本茂朗さんには感謝しかありません。

 もう一つ驚いたのは「ロシア語」公演ということ。
 ロシア語って、あのキリル文字でしょう?
 暗譜にはどれほどの苦労があったのでしょう。
 愛知祝祭管弦楽団の《リング》はドイツ語で楽譜手持ちですからね。

 指揮者の濵津清仁さんは東京音楽大学卒。
 中欧圏で活躍されているようで、現在は刈谷市総合文化会館センター・レジデント・アーティスト。

 驚いたのはフィルハーモニカー・ウィーン・名古屋というアマチュアオーケストラで、管打楽器はすべてウィー-フィルと同等の楽器を使用し、ウィーンフィルの音を目指しているという。
 時々ミスはありましたが(チャイコフスキーは難しい)、やはり、オケ番はいいものだと思いました。。

 やはり第一幕第2場、手紙の場が充実していました。
 タチアーナの加地早苗さんは名古屋芸術大学出身でイタリアで勉強されている様ですが、初恋に落ちたタチアーナには同情しました。