ブルガリア国立歌劇場 《カルメン》全4幕
2018年10月7日(日)5:00PM
日本特殊陶業市民会館 フォレストホール

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 ブルガリア国立歌劇場 《カルメン》全4幕
 2018年10月7日(日)5:00PM
 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール

 指揮:原田慶太楼
 演出:プラーメン・カルターロフ

 カルメン:ナディア・クラステヴァ
 ドン・ホセ(竜騎兵):コスタディン・アンドレエフ
 エスカミーリョ(闘牛士):ヴェセリン・ミハイロフ
 ダンカイレ(密輸業者):イリヤ・イリエフ
 レメンタード(密輸業者):クラシミル・ディネフ
 スニガ(衛兵隊長):ディミタール・スタンチェフ
 モラレス(伍長):アタナス・ムラデノフ
 ミカエラ(ホセの許嫁):ツヴェタナ・パンダロブスカ
 ブラスキータ(ジプシーの女):シルヴァーナ・プラフチェヴァ
 メルセデス(ジプシーの女):ツェヴェテリーナ・コツェヴァ

 カルターロフの演出は、舞台は階段のある円形舞台で囲まれています。
 歌手は出番になると出てきて、出番が終わると出て行きます。
 これでは演奏会形式のオペラ公演で、オペラ必須の感情の絡まりがありませんし、、スペインらしい雰囲気もありません。
 このような演出を見ていても時間の無駄、と先が見えたので、「闘牛士の歌」で帰りました。

 カルメン役のナディア・クラステヴァは声量もあり、存在感もありました。
 オーケストラは上手でしたがが、コーラスはズレていました。

 指揮の原田 慶太楼さんは1985年東京生まれ。17歳で単身渡米。
 現在はアメリカのメジャー、シンシナティ交響楽団とシンシナティ・ポップス・オーケストラのアソシエイト・コンダクターという重要なポジションに就任したようです。

 きびきびした良い指揮者はと思いましたが、あの演出では気の毒でした。