愛知県立芸術大学オペラ2018
マスネ作曲 歌劇《シンデレラ》(サンドリヨン)
2018年12月9日(日)2:00PM 長久手市文化の家 森のホール

「REVIEW18」に戻る  ホームページへ
 

 愛知県立芸術大学オペラ2018
 マスネ作曲 歌劇《シンデレラ》(サンドリヨン)
 2018年12月9日(日)2:00PM
 長久手市文化の家 森のホール

 指揮:矢澤定明
 演出:飯塚励生

 シンデレラ(1・2幕):水野亜美(博前1)
 シンデレラ(3・4幕):笹島みづは(博前2)
 パンドルフ(父):西元佑(賛助)
 アルティエール夫人(継母):佐藤文美(賛助)
 ノエミ(長姉):山下千愛(博前1)
 ドロテー(次姉):千賀さゆり(博前1)
 シャルマン王子:杉浦孝治(賛助)
 妖精:望月涼香(博前2)
 王:長冨将士(博前1)

 愛知芸術大学管弦楽団
 愛知芸術大学合唱団

 ペローの童話《シンデレラ》をマスネ-がオペラ化した作品。
 初めて聴いた作品で、ときどき耳に残るメロディーがあるのですが、全4幕の大作で、長かったですね。
 ストーリー的には第3幕2場「妖精の家」が不要だと思うけれど、音楽的にはここのシンデレラと王子の二重唱が聴かせ所なのでしょう。

 県芸のオペラ上演はメトロポリタン歌劇場演出部に所属する飯塚励生さんの演出がアイディアに溢れ、いつも楽しみにしています。
 今回も照明を上手く使い、4幕で靴合わせをする10人以上の女性にそれぞれ演技が付けられていて面白かったですね。

 カーテンコールの最後に現れた飯塚さんは、舞台を走ってパワー全開。
 学生さんの一生に一度(?)の若々しい舞台は、好ましいものです。

 日本語上演でしたが、特に女声の歌詞が聞き取れない。
 日本語上演には日本語字幕が必須だと、いつも思います。