辻 彩奈
J.S. .バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ全曲
2019年1月6日(日)2:00PM 宗次ホール

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 辻 彩奈
 J.S. .バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ全曲
 2019年1月6日(日)2:00PM 宗次ホール

 僕が辻彩奈さんを最初に(モニター越しに)見たのは、2013年3月30日に行われた第4回 宗次エンジェルヴァイオリンコンクール。
 当時辻さんは椙山女学園中学3年生で、東京音楽大学の附属高校に進まれると言っておられました。

 2016年、辻さんは18歳でモントリオール国際音楽コンクールという聞いたことの無いコンクールで第1位を獲得され、それからはあれよあれよという間に全国のオーケストラのソリストとなり、4月には、ジョナサン・ノット指揮/スイス・ロマンド管弦楽団との共演がジュネーブおよび日本ツアーにて予定されています。

 辻彩奈さんは1997年大垣市出身(青墓小学校卒)。
 3歳よりスズキメソードにてヴァイオリンを始め、10歳でスズキテンチルドレンに選ばれ、東京、名古屋、松本にて独奏を実施。
 現在は東京音楽大学に特別特待奨学生として在学中。

 使用楽器は、NPO法人イエローエンジェルより貸与されているJoannes Baptista Guadagnini 1748。
 地元とあってチケットは完売でした。

 曲順はソナタ+パルティータ1番(休憩15分)、ソナタ+パルティータ3番(休憩15分)、ソナタ+パルティータ2番の順番で演奏されました。
 静かなホールに美しい音が響いていると思いましたが、僕はバッハのこの曲が苦手。
 第2部はパスしてコーヒーブレイク。第3部に備えます。

 聴きたかったシャコンヌは、コンサートの最後となってしまいました。
 少し音が浮き気味で、スタミナ不足でしょうか。
 3時間の無伴奏は体力を消耗しますよね。
 次回は違う曲で聴いてみたいものです。
 会場から盛大な拍手が湧き上がりましたが、アンコールは(当然)無しで、お疲れ様でした。