アポロン・ミューザゲート弦楽四重奏団
2019年6月1日(土)6:00PM 宗次ホール

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世界のカルテット-カルテットの世界SQ.69
 アポロン・ミューザゲート弦楽四重奏団

 パベウ・ザレイスキ、バルトシュ・ザホウォッド(Vn)
 ピョトル・シュミェウ(Va) ピョトル・スクヴェルス(Vc)

 2019年6月1日(土)6:00PM 宗次ホール

 オール・シューベルト・プログラム
 弦楽四重奏曲 第4番  ハ長調
 弦楽四重奏曲 第9番  ト短調
 弦楽四重奏曲 第15番 ト長調

 アポロン・ミューザゲート弦楽四重奏団は2006年に結成。
 ヨーロッパ室内楽アカデミーにてヨハネス・マイスルのもと研鑽を積み、ウィーン音楽芸術大学にてアルバン・ベルク四重奏団に師事。
 2008年のミュンヘン国際コンクールで優勝。

 全員がチェックのユニフォームを着て、ヴァイオリン、ヴィオラは立って演奏しました。
 何より驚いたのは、4人の奏者に全くアイコンタクトがないこと。
 これでは各自が別方向を向いて、勝手に演奏しているように見えてしまいます。

 こんな演奏は初めて見ました。
 これではカルテットとしての一体感を望むべくもありません。
アルバン・ベルク四重奏団の指導とか、ミュンヘン国際コンクールで優勝とか、何なんでしょう?

 最初に曲目を見たときに「シューベルトに弦楽四重奏曲なんてあったのか?」と思ったのですが、考えてみれば『死と乙女』は何回も聴いていますね (^_^ゞ。

 曲も演奏も退屈だったので1曲目で退散しよう思いましたが、2曲目まで続けて演奏されたため逃げ損ないました。