ひばり弦楽四重奏団  宗次ホール
 2019年11月11日(月)2:00PM

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 ひばり弦楽四重奏団
 2019年11月11日(月)2:00PM
 宗次ホール

 ハレー・ストリング・クアルテット結成から30年の結成から30年の時を経て、その第1ヴァイオリン奏者を務めた漆原啓子が中心となり、漆原朝子、大島亮、辻本令と共に新たに結成した常設の弦楽四重奏団。
 18年2月東京文化会館第1回公演を開催。
 東京を中心に、今後5年に及ぶベートヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏を計画している。

・漆原啓子:東京芸術大学附属高校在学中に、第8回ヴィエニヤフスキ国際コンクールに、 日本人初の優勝。
 ハレー・ストリング・クァルテットとして民音コンクール室内楽部門で優勝。
 国立音楽大学客員教授。桐朋学園大学特任教授。

・漆原朝子:東京芸術大学附属高校在学中に、日本国際音楽コンクール最年少優勝。
 ジュリアード音楽院卒業。東京芸術大学教授。大阪音楽大学特任教授。

・大島 亮:桐朋学園大学卒。
 神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。

・辻本 玲:東京芸術大学首席卒業。日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・チェリスト。

 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第2番「挨拶」
 ラヴェル:弦楽四重奏曲へ長調
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番「ラズモフスキー第3番」

 聴いていて、どうも第1ヴァイオリンの指の廻りがはっきりしないような気がします。
 ホールが響くせいでしょうか?

 達人が集まっているのに、全体としてのまとまったイメージが伝わってこない。
 やはり練習量の問題、経験の積み重ねでしょうか?

 宗次ホールのおかげで世界的なカルテットを聴かせていただいていますが、ひばり弦楽四重奏団はメンバーの割には、特別に素晴らしいとは思いませんでした。