愛知室内オーケストラ第28回定期演奏会
2021年5月16日(日)2:00PM
 指揮:原田 慶太楼 ピアノ:清水 和音 三井住友海上しらかわホール

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 最近その名前をよく見る原田 慶太楼さんですが、初めて実演を拝見するのが愛知室内オーケストラ(ブラームス・ツィクルスⅠ)とは予想外のことでした。
 21年4月から東京交響楽団正指揮者。

 愛知室内オーケストラ第28回定期演奏会
 2021年5月16日(日)2:00PM
 三井住友海上しらかわホール

 指揮:原田 慶太楼
 ピアノ:清水 和音

 J.ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ短調
 J.ブラームス:交響曲第4番 ホ短調

 僕はブラームスのピアノ協奏曲では第1番が大好きで、アルミンク&新日フィルと清水和音さんの共演を聴いたことがあります( ~ブラームスはお好き~2011年9月4日(日) 可児市文化創造センター主劇場)。
 今日はピアノ協奏曲2番で、これで清水和音さんのブラームス「ピアノ協奏曲全曲」を聴くことになります。
 
 清水さんの音は分厚く力強く、熱情にあふれた演奏は、ブラームスにぴったりだと思いました。
 ソロ・アンコールはブラームスのインテルメッツォOp.118

 原田 慶太楼さんと言えばアメリカ音楽のスペシャリストとして売り出していますが、ブーラームスを日本で振るのは(しかもチクルスで)初めてだそうです。
 このブラースが生き生きとして素晴らしかった。
 これからのチクルスが楽しみです。
 
 僕はブラームスの交響曲で4番は苦手。
 特に第3楽章と第4楽章はミュルツツーシュラークの2年の間に楽想がなくなったのでしょうか、無理が目立つような気がします。
 そんな僕でも今日の演奏は気に入りました。

 演奏後にホルン2本を立たせたのは驚きました。
 普通にフルートを立たせるところですからね。
 アンコールはブラームスのハンガリー舞曲第20番でした。