名フィル第491回定期演奏会 鈴木優人 村治佳織 フォーレ『レクイエム』 2021年6月12日(土)4:00PM 愛知県芸術劇場 コンサートホール |
![]() 名フィル第491回定期演奏会 日程:2021年6月12日(土)4:00PM 愛知県芸術劇場 コンサートホール 指揮:鈴木優人 共演:村治佳織(ギター)* 盛田麻央(ソプラノ)**、原田圭(バリトン)** 岡崎混声合唱団、愛知県立岡崎高等学校コーラス部(合唱)** 491回定期演奏会へ出演を予定しておりました、大植英次氏とカニサレス氏は、新型コロナウイルス感染症に関する入国制限、および待機措置により来日不可となりました。 代わりに、鈴木優人(指揮)と村治佳織氏(ギター)が出演し、曲目を以下に変更いたします。 ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第8番(変更) ロドリーゴ:アランフェス協奏曲*(変更) フォ―レ:レクイエム** 鈴木優人さんの実演を聴くのは初めてです。 ヴィラ=ロボスは聴きやすい曲でした。 村治佳織さんは最近テレビで大活躍です。 当然のことながら、オケを小編成にして、マイクを使っての演奏でした。 それでもこのホールに対して、音がモゴモゴ聞こえてくるだけ。 昔々に聴いた山下和仁さんが良かった記憶があります。 岡崎高校は全国でも東大進学率の高い高校。 トヨタ系の企業の子息が多いのでしょうか。 また合唱団がNHK全国音楽コンクールなどで輝かしい成績を収めています。 指導者は近藤恵子先生。 本日はOBの岡崎混声合唱団が加わっての演奏 昨年11月24日に聴いた、スウェーデン放送合唱団のフォーレ『レクイエム』(指揮:広上淳一 京都市交響楽団)と較べ、音に幅があるような気がしました。 ソプラノソロの盛田麻央さんは、まさに適役かと思いました。 僕はかつて学生時代に濱田徳昭先生の指揮で、フォーレの『レクイエム』を演奏したことがあります。 最初の練習で驚いたのは、中間部の「サンクトゥス」までヴァイオリンの出番が無かったこと。 2つのパートに別れ、自由闊達に動き回るヴィオラやチェロを羨ましく見ていたものです。 本日の舞台では、「サンクトゥス」の前に客員コンサートマスターの植村太郎さんが登場し、「サンクトゥス」のオブリガートをソロで弾いて、その1曲で退場していきました。 |