金川真弓 ヴァイオリン・リサイタル
 2021年7月5日(月)2:00PM 宗次ホール

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 金川真弓 ヴァイオリン・リサイタル
 2021年7月5日(月)2:00PM
 宗次ホール

 金川真弓(ヴァイオリン)
 島田彩乃(ピアノ)

 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K .377
 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
 バルトーク(ジェルトレル編):ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ
 シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ短調 Op.121

 ロン=ティボー国際音楽コンクール第2位入賞とはどういうヴァイオリニストなのか、興味をもって出かけました。
 弱い音から強い音まで、音に芯があり、音自体が魅力的。
 初めて聴く曲ばかりですが、モーツァルトなんか、本当に嬉しそうな演奏で、見ているこちらも幸せになります。
 ラヴェルのピッツィカートも積極的でした。

 前半で帰りましたが、N響との共演もあったそうで、『N響アワー』が楽しみです。

 ドイツ生まれ。4歳から日本でヴァイオリンを始め、その後ニューヨークを経て、12歳でロサンゼルスに移り、現在はベルリンを拠点にする。ハンス・アイスラー音楽大学でコリヤ・ブラッハーに、また名倉淑子、川崎雅夫、ロバート・リプセットの各氏に師事。

 2019年チャイコフスキー国際コンクール第4位、2018年ロン=ティボー国際音楽コンクール第2位入賞および最優秀協奏曲賞を受賞し、一躍注目を集める。
 使用楽器は、ドイツ演奏家財団のドイツ国家楽器基金から貸与されたペトラス・グァルネリウス(マントヴァ、17世紀後半製作)