鳥木弥生伊藤貴之ジョイントリサイタル
2021年8月7日(土)5:00PM 宗次ホール

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 鳥木弥生
伊藤貴之ジョイントリサイタル
 2021年8月7日(土)5:00PM
 宗次ホール

 メゾソプラノ:鳥木弥生 バス:伊藤貴之
 ピアノ:浅野菜生子

 モーツァルト《フィガロの結婚》より
  二重唱「 5 …10 …20…」
  アリア「プラボーだ、ご主人様!~もし伯爵様が踊りたければ」
  二重唱「残酷な人よ!なぜこんなにも焦らすのだ」
  アリア「恋とは何か知る人よ」
  アリア「準備は整った~その目を少しは開けて」

 モーツァルト:《コジ・ファン・トゥッテ》より
  アリア「ああ!行きなさい!~耐え難い不安が」
  二重唱「この心を美しいあなたに」
    ==休憩==
 マスネ《ドン・キショット》より
  二重唱「私の騎士殿に抱擁を~あなたの悲しみに胸が痛むわ」
 マスネ《エロディアード》より
  アリア「彼は優しくて善き人」
 ロッシーニ《アルジェのイタのリア女》」》より
  アリア「イタリア女たちは」
 ドニゼッティ《アンナ・ボレーナ》より
  二重唱「恐れているのか?~私のために輝く者は」
    ==アンコール==
 サン=サーンス《サムソンとデリラ》より
  アリア「君がみ声に心は開く」
 ロッシーニ《アルジェのイタリア女》より
  二重唱「?????」

 メゾソプラノとバスとは、珍しい組み合わせです。
 藤原歌劇団の繋がりでしょうか。
 曲目は前半は苦手なモーツァルト、後半は知らない曲。
 小ホールなどで声は十分に大きいのですが、同じホールで聴いた笛田博昭さんのように痺れるようなビビビ感はありません。

 後半は浅野菜生子さん(名古屋芸術大学特別客員教授)の解説付きでしたが、この人がペラペラしゃべる。
 今まで数回聴いて黙って伴奏をしている大人しい人だと思っていただけに、びっくりしていました。

 アンコールにサンサーンスは止めてほしいと思っていたのに、歌われてしまった。
 どうしてもマリリン・ホーンと較べてしまうからね。
 ソプラノ系の声でしたね。

 秋に鳥木さんや伊藤さんも出演するオペラ公演が予定されているそうですが、これは詳しくは話せないようです。