名フィル第499回定期演奏会 《井上道義のショスタコーヴィチ》
愛知県芸術劇場コンサートホール 2022年3月12日(土)4:00

「REVIEW22」に戻る  ホームページへ
 
  
 名フィル第499回定期演奏会
 2022年3月12日(土)4:00
 井上道義のショスタコーヴィチ

 指 揮:井上道義
 チェロ:佐藤晴真

 名古屋の林良一門下では、次々と若い有望なチェリストを輩出しています。
 その中でも佐藤晴真さんは2019年にミュンヘン国際コンクールチェロ部門に日本人として初めて優勝されました。

 本日のハイドンの協奏曲は明るく開放的なものでした。
 楽器は宗次コレクションより貸与されたロッカ。

 ソリストアンコールは  BWV1012より第4曲「サラバンド」。

 最近は若手ソリストとして上野道明さんが活躍しておりまして、2021年にジュネーブ国際音楽コンクールチェロ部門で日本人初の優勝を飾っています。

 ミュンヘン国際コンクールとジュネーブ国際音楽コンクールではどちらが格上なのでしょう?

 【ソリスト・アンコール】
 バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV1012より第4曲「サラバンド」

 後半のショスタコーヴィチ:交響曲第8番ハ短調はラッパが鳴って太鼓が叩かれて景気の良い曲でした。
 ショスタコーヴィチの交響曲曲には深い意味があるのでしょうが、僕には「5番」以外は同じ曲に聞こえてしまいます。