市民の「第九」コンサート2023 下野竜也
2023年11月26日(日)4:00PM 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
 
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 市民の「第九」コンサート2023
 2023年11月26日(日)4:00PM
 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール

 ボワエルデュー:喜歌劇『バグダッドの太守』序曲
 ベートーヴェン:交響曲第9番ニ長調『合唱付』

 指 揮:下野竜也
 ソプラノ:金原聡子
 メゾソプラノ:大田亮子
 テノール:錦織 健
 バリトン:伊藤貴之
 管弦楽:名古屋フィルハーモニー交響楽団
 合 唱:市民の「第九」コンサート2023特別合唱団

 下野竜也さんのコンサートを聴く機会は、名古屋ではあまりありません。
 下野さんの指揮を聴きに出かけたのですが、このコンサートは2003年に始まり30年以上続いてきた「市民の『第九』コンサート」のファイナル演奏会となってしまいました。
 運営費が十分に集まらなくなった、事務局員の高齢化などが原因だそうです。

 ボワエルデューは1775年生まれのフランス人作曲家だそうです。
 予想通りの軽快な曲で、10分くらいで終了するとオーケストラは退場し、「ここで15分の休憩です」というアナウンスが入り、会場はどよめきました。

 『第九』ではコーラスは最初からひな壇に並んでいました。
 第4楽章冒頭でピッコロとトロンボーンが入場しました。
 バリトンソロの直前で4人のソリストとコントラファゴット、3人の打楽器が登場しました。
 ちょっと自信が無いけれど……。

 下野さんの『第九』は速めのテンポで、景気の良いものでしたが、あまり深みを感じませんでした。
 オーケストラのカーテンコールで最初に指名されたのは第4ホルンでした。