金子三勇士 セントラル愛知交響楽団 Wコンチェルト 
2024年8月11日(日)2:30PM 愛知県芸術劇場 コンサートホール

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 金子三勇士 セントラル愛知交響楽団 Wコンチェルト 
 2024年8月11日(日)2:30PM
 愛知県芸術劇場 コンサートホール

 指揮/小松長生(桂冠指揮者) ピアノ/金子三勇士
 
 ショパン:ピアノ協奏曲第1番
 ショパン:革命のエチュード
 ショパン:前奏曲「雨だれ」
 リスト:コンソレーション第3番
 ショパン:英雄ポロネーズ
 リスト:死の舞踏

 金子 三勇士(かねこ・みゆじ)さんは1989年、日本人の父とハンガリー人の母のもと、群馬県高崎市で生まれる。
 6歳で単身ハンガリーに留学し、祖父母の家からバルトーク音楽小学校に通う。
 11歳の時に飛び級でリスト音楽院に入学。
 2006(16歳)全課程取得とともに日本に帰国。
 東京音楽大学付属高等学校2年に編入、東京音楽大学ピアノ演奏家コースを首席で卒業し、同大学院器楽専攻鍵盤楽器研究領域を修了。
 2008年、バルトーク国際ピアノコンクール優勝

 前半はコンチェルト、後半はピアノソロ、そして最後にオーケストラとリストの『死の舞踏』という演奏会。
 ショパンは演目もあるのでしょうが、速く激しい演奏で違和感がありました。

 最後のリスト『死の舞踏』は「怒りの日」をテーマとした曲で、これは金子さんにピッタリ。
 華やかな技巧で大いに盛り上がりました。
 アンコールはバッハ(金子三勇士編曲)の『G線上のアリア』。
 しみじみとした編曲、演奏でした。