指揮:ロビン・ティチアーティ ロンドン•フィル ピアノ:辻井伸行
2024年9月7日(土)2:00PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

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 指揮:ロビン・ティチアーティ ロンドン•フィル、:

 ピアノ:辻井伸行

 2024年9月7日(土)2:00PM
 愛知県芸術劇場コンサートホール

 ベートーヴェン:《エグモント》序曲
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番
 ベートーヴェン:交響曲 第3番《英雄》

 今秋には多くの海外オケの来日公演があるのですが、知らない指揮者ばかりで誰を聴いたら良いのか迷ってしまいます。
 チケット代が高いですからね。
 ということで、ソリストから辻井伸行さんを選んでみました。

 指揮者のロビン・ティチアーティは1983年ロンドン生まれ。
 プロムラグが不親切ですが、グラインドボーン音楽祭の音楽監督を勤めているらしい。

 《英雄》は速めの締まりのある演奏。
 僕はロンドンのオーケストラの区別が付かないのですが、このオーケストラのレベルは高いと思いました。

 辻井伸行さんは、弱い音が最後列まで届いて実に美しい。
 藤田真央さんの本には、弱音をホールの最後列までを届けるのが難しい、と書かれていました。
 ソロアンコールは《トロイメライ》とショパンの《練習曲》でした。

 アンコールは聴いたことの無い曲でしたが、《エグモント》の『クレールヒェンの死』という曲でした。
 なるほどね。