愛知室内オーケストラ第82回定期演奏会 指揮:原田慶太楼 ヴァイオリン:服部百音
 2024年12月12日(木)6:45PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

『REVIEW24』に戻る  『ホームページへ』
  
 
 愛知室内オーケストラ第82回定期演奏会
 指揮:原田慶太楼 ヴァイオリン:服部百音
 2024年12月12日(木)6:45PM
 愛知県芸術劇場コンサートホール

 ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲
 ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」

 原田慶太楼さんの「首席客演指揮者兼アーティスティックパートナー」就任記念コンサートです。
 最初に原田さんが登場して挨拶がありました。

 ドヴォルザークは「チェロ協奏曲」(初演1896年)が有名ですが、「ヴァイオリン協奏曲」(初演1883年)もなかなか親しみやすい曲だと思います。
 この曲を服部百音さんの演奏で聴かせていただけるとは、有り難いことです。

 百音さんは演奏を終えると原田さん、コンサートマスターの小森谷匠さんとハグをして、第1プルットの奏者と握手して回り、ヴィオラの川本嘉子さんとハグをしました。

 アンコールは弦楽器のピッチカート付きで、パガニーニ『ヴェニスの謝肉祭』という曲でした。

 後半の「新世界より」は舞台に椅子がありません。
 弦楽器と木管楽器の奏者は立ったまま演奏するのです。

 原田さんの指揮は最弱音から最強音まで、緩急自在。
 これほど面白いメリハリの利いた「新世界より」を聴けるとは、想定を遙かに超えていました。
 オーケストラもついて行くのが大変だったでしょう。

 第2楽章のコールアングレは舞台裏で演奏されたようです。
 アンコールはありませんでした。