前回の来日の時『ミハイル・リツキーはなかなかいい』という話を聞いて、今回の来日を楽しみにしておりました。
　それなのに《メリー・ウィドウ》と同じ日になってしまうとは。

　仕方がないので前半はリツキー、後半は《メリー・ウィドウ》という作戦で臨みました。

　この日には『しらかわホール』で、ディーナ・ヨッフェがショパンを弾くという演奏会もあって、なんとかスケジュールを調整していただきたいものです。

　ミハイル・リツキー・リサイタル
　１９９６年１月２６（金）６：４５ＰＭ PM
　愛知県芸術劇場コンサートホール

　駐車場が混雑していて遅刻してしまい、２曲目のブラームス《パガニーニの主題による変奏曲》だけを聴きました。
　この演奏会は（株）コーミの後援で、入口でコーミケチャップをもらいました。
　入口で曲目の書いたチラシをもらい、プログラムは売っていませんでした。

　会場に入ってびっくりしたのは客がいないこと。
　３階で１割もいないんじゃないかな？
　まあゆったり聴くことが出来て、僕には良かったんですが。。。

　リツキーはすごい肥満体で、のそのそ歩く。
　演奏は、音は濁っていて技巧的にも冴えたところがない、ということで期待外れでした。

　第一部が終わったところで、４階のコンサートホールから２階の大ホールに移動しました。