『ガスタガー・ファミリー』 1996年4月7日(日)2:00PM
春日井市東部市民センターホール

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 オーストリアの音楽一家の演奏会。
 僕は当然、オーストリア好きなんですが、このような機会は初めてなので、喜んで春日井まで行って来ました。

 春日井市は名古屋の北東。
 会場があるのは、高蔵寺ニュータウンで、我が家からは車で1時間。
 座席は約500 席、7割の入り。

 『ガスタガー・ファミリー』
 1996年4月7日(日)2:00PM
 春日井市東部市民センターホール ¥ 2000円

 ガスタガー・ファミリーはザルツブルグ近郊に住む音楽一家で、今回が2回目の来日とのこと。
  父:ロマン    母:パウラ      長女:シルヴィア
 長男:ロマン Jr   次男:ヴォルフガング  三男:ヘルムート

 司会者の話では、前回来日した、ウィーンフィルのコンマスのホーネックの『ウィーンフィルばかりではなく、普段着のオーストリア音楽も聴いてほしい』という推薦もあって、今回の演奏会が実現したそうだ。
 アコーディオン、ギター、トランペット、トロンボーンによる楽器演奏と、歌と踊り。

 父はトラックの運転手、長女はOL、長男、次男は大工さん、三男は学生ということで、必ずしもプロの音楽家というわけでもないようだ。
 素朴なステージで、ちょっと愛想はないけれど、しかし、なかなか心温まる演奏会だった。
 村祭りで、ビールでも飲みながら聴くと楽しそう、という感じ。

 やはり、人気は三男のヘルムート(可愛い)。
 11才だそうだが、こういう会では子供は強い。
 長女のシルヴィアは、なかなか美人。

 演奏された曲は、ワルツ、ポルカ、ヨーデル等々、いろいろあったが、結構みんな同じ曲に聴こえたりして(^^;。
 速い曲で、二つの木のスプーンを片手に持ち、カスタネットのように鳴らすのが印象的だった。
 あとは踊りで、お尻を蹴ったり、びんたを張り合ったりして踊る曲があって、練習が大変だったろうな、と思った。

 母親のパウラが現れたのは、踊り一曲だけ。
 本日が今回の来日最後のステージで、明日にはオーストリアに戻り、一日休んでヘルムートの学校が始まるそうだ。

 休憩時間に、住所入りの絵はがきを売っていたが(前回来日の時、写真が欲しい、住所が知りたいという希望が多かったためとか・100円)100 枚以上は売れた感じだった。

 僕も買いましたよ(^^)。
 
 
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