フォークオペラ《地獄八景》 台本・作曲:玉村信雄
1996年10月6日(日)2PM 名古屋市芸術創造センター

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   フォークオペラ《地獄八景》 台本・作曲:玉村信雄
 1996年10月6日(日)2PM 名古屋市芸術創造センター

  指揮:新井裕治  演出:小澤 寛

 このオペラは、名古屋市民芸術祭の主催事業。
 原作は上方落語『地獄八景亡者戯』(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)で、3代目桂米朝の十八番として知られているそうです。

 山伏、歯医者、鍛冶屋、女軽業師の4人がひょんな事で命を落とし、地獄の責め苦を乗り越えて、この世に戻ってくるという、たわいのない話。
 火炎地獄とか(あまり覚えてないけれど)、きっと八景あったんだろう。

 曲は日本風のメロディーで、印象に残る曲はなかった。
 演出・演技も何か学芸会っぽい。
 伴奏はピアノ、金管、パーカッションの6〜7人。

 台本から作曲、合唱を含む歌手の練習、舞台装置、演出と大変な手間を掛けていることは分かるんだが、なぜ今、このようなオペラを製作して上演しなくてはならないのか、僕にはその理由が分からない。

 まあ、面白くなかったという事なんだわね。
 でも、見ておかないと、こういう報告もできないし‥‥ (^_^;

 山伏役は澤脇達晴さん。 前日は《夕鶴》だったのではないか?
 歯医者役のテナー、一海浩喜さんはいい声だと思った。
 
 
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