エレーナ・ブリリョーワ ソプラノリサイタル
1996年10月25日(金)6:45PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

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 エレーナ・ブリリョーワ ソプラノリサイタル
1996年10月25日(金)6:45PM
 愛知県芸術劇場コンサートホール

 ピアノ:イリーナ・キリーロヴァ

曲目:(前半)
グリンカ 素晴らしい時を覚えている
アデーリよ
彼女を天上のひとと呼んではいけない

リムスキー=コルサコフ ニンフ
たなびく雲は薄くなり

チャイコフスキー カナリア
そんなに早く忘れて

ラフマニノフ ひな菊
ヴォカリーズ

(後半)グリンカ 歌劇『イワン=スサーニン』より
ああ、私の野原よ

リムスキー=コルサコフ 歌劇『皇帝の花嫁』より
イヴァン・セルゲーヴィッチ、庭へ行きましょう

同 歌劇『金鶏』より 太陽への讃歌

ヴェルディ 歌劇『仮面舞踏会』より
知っているが言えない

同 歌劇『椿姫』より
ああ、そは彼の人か〜花から花へ

モーツァルト 歌劇『魔笛』より
地獄の復讐が私の心に燃え

 1989年7月のボリショイ劇場の来日公演で、《金鶏》のシェマハの女王役で衝撃的なデビューを飾ったのが、このブリリョーワなんだそうだ。
 そういう話題があったのは覚えているが、もう7年も前のことなのか。

 ブリリョーワは可愛くて、スレンダー。
 声は細いし、一本調子のような気もしたが、彼女がルチアを歌ったら、すごく同情できそうな気がする(^_^)。

 ラフマニノフの《 ヴォカリーズ 》は歌詞無しで『あーーー・あーー』なんて歌われるんだが、ちょっと間抜けな印象。

 第一部の最後で、彼女はまずピアニストに最敬礼したんだが、これは異様なステージマナーであった。

 このピアニスト(イリーナ・キリーロヴァ)は、なかなかの腕前かと思われた。
 
 
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