長谷川陽子 〜 春に薫るフランスのエスプリ 〜
 1997年4月6日(日)3:00PM メルサホール

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 長谷川陽子さんは高校生の頃、日本音楽コンクールで2位になった頃から注目していました。
 1位の人(誰だか忘れた)より、ずっといいと思ったな。
 ところがなかなか名古屋でリサイタルがないので、昨日(6日)岐阜のメルサホールまで行って参りました。

 名鉄電車から見る田園風景は、菜の花の黄色がとてもきれい。
 笠松競馬場の周囲は桜の花が満開で、晴れていれば花見客がいっぱいだったでしょうに。

 メルサホールは新岐阜駅から徒歩8分。
 途中で円徳寺というお寺がありまして、ここは織田信長が楽市楽座を始めたところなんだそうですが、ここでお葬式が行われていました。
 ところが、どうも様子がおかしい。

 パンチパーマにヒゲの人が多くて、どうも暴力団関係みたい。
 そういえば、数日前に、県立岐阜病院に入院中の暴力団員が病室で射殺された、なんてニュースを思い出して、怖かったな (^_^;。
 道まではみ出しているんだもの。

 メルサホールはメルサというデパートの8階で、定員は350人くらい。
 数年前に出来たホールで、最初は意欲的なプログラムを出していたんですが、ちょっと最近はペースダウンしているでしょうか。
 僕は今回が初めてでした。

 長谷川陽子 〜 春に薫るフランスのエスプリ 〜
 1997年4月6日(日)3:00PM メルサホール

 ピアノ:野平一郎(のだいらいちろう)

 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第3番
 ドビュッシー :チェロとピアノのためのソナタ
 プーランク  :チェロ・ソナタ
 フォーレ   :夢のあとに
 ショパン   :序奏と華麗なるポロネーズ

 アンコール/ブラームス:FAEソナタ・スケルツォ

 会場は7〜8分の入り。
 長谷川さんは抜群のテクニックの持ち主なので、速い曲の方が面白かったんですが、静かな曲でも深い感情が込められて、遠征した甲斐もあると私は満足でした。

 会場でCDを買った人にはサイン会がありまして、僕もサインをしてもらいました (^_^) 。
 近くで見る長谷川さんは‥‥ちょっとニキビが多かったですね (^_^;。
 
 
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