ザ・カレッジ・オペラハウスの《トスカ》に行って参りました。
　庄内駅からは迷うことなく、ザ・カレッジ・オペラハウスに着くことが出来ましたが、ＪＲ大阪駅から阪急への乗り換えが難しかった (^_^；。

　　　　　《トスカ》　ザ・カレッジ・オペラハウス
　　　　　　１９９７年４月２６日（土）６：００ＰＭ

　　　　　指揮：広上淳一　　演出：栗山昌良

　　トスカ：田代睦美　　カヴァラドッシ：小餅谷哲男
　　スカルピア：横田浩和

　学生公演かと思って行ったんだが、卒業生を中心とする公演。
　オケのメンバーも、学生とは思えない人が多かった。

　栗山さんの演出は、重厚な舞台装置でオーストドックスなもの。
　すると問題は演奏ということになる。

　楽しみにしていた広上さんのオペラだったが、どうもズレが多い。
　だから、安心してオペラを楽しむことが出来ない。
　これは、明日、明後日とメンバーも馴れていくのであろうが。
　広上さんの指揮自体は、いつものように表情豊かなものだが、オケや歌手が付いていけないのかな？
　それから、息を吸う音とかうなり声が気になった。
　オケのコンサートならいいんだろうが、オペラでは歌手の声と間違えてしまう。

　キャストは全体的に小振りなんだが、中でもトスカには不満があった。
　特に、歌っていない時の表情、演技ね。
　ついカラスのＬＤと較べちゃうからな (^_^；。

　でも、やはり第２幕は面白かった。
　次はメットだ (^_^) 。

　ザ・カレッジ・オペラハウス、１１月の２７日・２９日には《金閣寺》が上演されるそうだ。