僕はシューベルトの即興曲が大好きで、レコードやＣＤを集めたことがある。
　で、１番のお気に入りはケンプ。
　そして２番がポヴウォッカ。
　そのポヴウォッカが、これも大好きなモーツアルトの２３番のＰコンを演奏するというので、行って参りました。

　オーケストラ・アンサンブル金沢／岩城宏之　モーツアルト全集ＶＩ
　　　　　１９９７年５月１１日（日）２：００ＰＭ　しらかわホール

　　　　　指揮：岩城宏之　　ピアノ：エヴァ・ポヴウォッカ

　　　　　　　ディヴェルティメント　ニ長調
　　　　　　　交響曲第２４番、第２５番
　　　　　　　行進曲（３曲）
　　　　　　　ピアノ協奏曲第２３番　イ長調

　第２部に現れたポヴウォッカは黒のブレザーに黒のパンツというマニッシュな服装。
　シャロン・ストーンに似たタイプだが、愛想が無い。
　演奏していてもあまり楽しくなさそう。
　僕は、この曲には楽しい、溌剌とした演奏を期待したい。

　音もブーニンみたいな、玉を転がすような音がいいな。
　少し歯切れが悪い。
　ロマン派ならいいんだろうけどね。

　演奏が終わっても、相変わらず愛想が無い。
　カーテンコールも嫌々という感じ。
　体調でも悪いのだろうか？
　生活のために、嫌々演奏しているのだろうか？