レナータ・スコット・ソプラノ・コンサート
1997年5月21日(水)6:30PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

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         レナータ・スコット・ソプラノ・コンサート
   1997年5月21日(水)6:30PM 愛知県芸術劇場コンサートホール
       ピアノ:ヴィセンツォ・スカレーラ(全自由席 2000 円)

 ハイドン:ソロカンタータ《ナクソスのアリアンナ》
 ロッシーニ:歌曲《ヴェネツィアの競艇》より
      1)競艇の前のアンゾレータ
      2)競艇中のアンゾレータ
      3)競艇後のアンゾレータ

     === 休憩 ===

 ベッリーニ:歌曲
      1)優雅な月よ
      2)マリンコニーア
      3)フィッリデの悲しげな姿よ
      4)私の偶像よ
 ベッリーニ:歌劇《アデルソンとサルヴィーニ》より『暗い嵐の後で』
 ヴォルフ・フェラーリ:《ソプラノのための4つの恋歌》より
      1)木のない緑の小さな牧場は
      2)私はあなたに多くの挨拶を送ります
      3)私があなたを捨てるなんてあり得ないわ
      4)世界をお創りになった方を称えましょう
 プッチーニ:歌劇《妖精ヴィルリ》より『わたしのことを忘れないで』
       歌曲1)太陽と愛
 カタラーニ:歌劇《ワリー》より『遠いところへ』

 レナータ・スコットといえば、フレーニより前の世代でしょう?
 とすれば、70才も近いのかな?

 現れたスコットは、髪もブロンド(染めてるのか?)。
 舞台衣装も、前半は紺のドレス、後半は空色の肩掛け付きのドレス。
 スタイルもいいし、とてもそんな歳には見えない。

 声だって、ばりばりの現役だ。
 僕の知らない曲ばかりだったが、どの曲も表情豊かで、楽しく聴くことが出来た。
 ピアノのヴィセンツォ・スカレーラも良かった。

 投げキッスをしたり、客席に手を振ったり、最前列の客に自分から握手を求めたり、それで客席はますます盛り上がる。

 アンコールは『??』『カルメン』『私のお父さま』『オーバー・ザ・レインボウ』の4曲。
 僕はスコットを実際に聴くのはこれが初めて。
 そして最後になってしまうのだろうか?
 いつまでも拍手をしていたいような夜であった。
 
 
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