ギネス・ジョーンズ & ヨッヘン・コワルスキー/ジョイント・コンサート
 1997年9月30日(火)6:45PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

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 ギネス・ジョーンズ & ヨッヘン・コワルスキー/ジョイント・コンサート
 1997年9月30日(火)6:45PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

   指揮:ハインツ・フリッケ 大阪センチュリー交響楽団

 仕事で遅れて、途中入場。
 観客が少ないのに驚く。 6割の入り?

 最初に聴いたのが、コワルスキーの『抜け目のない狩人は』(ヘンデル/ジュリアス・シーザー)。
 これが、ホルンの金髪外人女性奏者を横に置いての演奏 (@_@)。
 ホルンはオブリガートというか、エコーみたいな役目。
 コワルスキーはそのホルン奏者に向かって表情たっぷりに歌う。

 この金髪外人女性ホルン奏者は、いったい何者なのか?
 途中からオケの中で演奏していたので、大阪センチュリー交響楽団の団員なのであろうか?
 東京でのコンサートはどのようなスタイルだったのだろう?

 ジョーンズは『この御殿の中で』(トゥーランドット)。
 名歌手の残照をしみじみと聴く感じ。

 第1部の最後は『そして、じっとあなたを見つめよう』(ポッペアの戴冠)。
 モンテヴェルディって、なかなかロマンティック。
 コワルスキーはジョーンズの肩に手を置き、コンサートというよりオペラみたいな演技。

 第2部の『お客を呼ぶのは私の趣味で』(こうもり)なんか、オケの中を歩き回ったり、指揮台に寝転がったり (@_@)、来年のベルリン・コミッシュ・オパーが楽しみなことだ。

 ジョーンズは『ふるさとの調べよ』(こうもり)の最後の高い音が出たのは一瞬だけ。

 最後の二重唱『私のかわいいフィレンツェ娘』(ボッカチオ)は、『さすがは大須オペラとは違う』と思ったわね (^_^;。

 アンコールは『猫の二重唱』(ロッシーニ)だけだった。
 
 
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