たなぼた企画 『NOTHING BUT MUSICALS!』
1998年5月23日(土)5:00PM 愛知県中小企業センター

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 たなぼた企画 『NOTHING BUT MUSICALS!』
 1998年5月23日(土)5PM 愛知県中小企業センター

 会場の愛知県中小企業センターというのは、コンサートなどではまず使われることがない会場。
 僕もず〜〜〜と昔、1回入ったことがあるくらい。
 キャパは500人くらい?
 当日券が20枚(?)くらいあって、少し空席があったかな?

 開演前に岡さんの『みそ煮込みのようにこくがあり、櫃まぶしのように‥‥』というナレーションがあった。
 『大須オペラ/オフ』はみそ煮込みうどんかな、やっぱり (^_^; ?

 第一部は特に盛り上がりもないまま終わってしまった。
 舞台と客席との間に壁がある感じ。
 上手く歌い上げるだけでは、何かが足りないんだね。
 《レント》では、濃厚な同性愛シーンが見られるものと期待したのに (^_^;。
 女装の岡さんはそれは綺麗だったけれど、歌も良かったけれど、それだけでは何か不満が残ってしまうんだよね。

 第二幕の方が良かった。 知ってる曲が多かったためもあるんだろう。
 「DON'T CRY FOR ME ARGENTINA」
 吉岡さんのエヴィータではバルコニーが見えなかった。
 林さんのバルジャンでは、マリウスとバリケードが見えたんだけれど。

 「THE GRASS IS ALWAYS GREENER」
 面白かったけれど、あまり素直には楽しめなかったな。
 芸大関係のギャグでは、『もののけ姫』の米良美一さんは昭和音大卒業のはず。
 それから、『南の島のハメハメハ』『北風小僧の寒太郎』は、林さんが作曲した曲だそうだ。

 「THE STORY GOES ON」
 この曲は初めて聴いたけれど、いい曲だったね。
 《ベイビー》買ってみよう。

 「GETHSEMANE」
 この曲が、一番ゾクゾクしたな。
 山口祐一郎さんも、ロンドンのバルサモも見たけれど、岡さんも素晴らしかった。
 これで、中間のロングトーンがもっと長ければ、言うこと無いんだけれど。

 「BOOTE IN DER NACHT」
 エリザベートの黒い喪服が印象的。
 衣装はすべて岡さんがデザインしたそうだが、スカートの後ろに墓石が付いているのかと思った (^_^;。
 フランツ=ヨーゼフは林さんでしょう。 髭といい髪といい (^_^;。
 そして、岡さんはトートでしょう、絶対。
 最初にダンサーに照明が当たったとき『岡さんだ!』と思ってしまったものな。

 「THE PHANTOM OF THE OPERA」
 僕がミュージカルファンになった原因 (^_^;は、1990年東京出張の機会に新橋演舞場で見た《オペラ座の怪人》。
 これが山口ファントムと吉岡クリスティーヌだったのね。
 で、この年の12月の名古屋公演に通い詰めるようになったんだけれど、その時には吉岡さんは退団してしまっていた。
 だから、久しぶりに聴けた吉岡クリスティーヌには懐かしさもひとしお。
 ファントム役は岡さんが良かったな、僕の場合。
 デフォルトの山口さんと、艶っぽさを較べてみたかった。
 
 
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