ウィーン・オペレッタ劇場公演 《メリー・ウィドウ》
1998年6月28日(日)4:00PM 愛知県芸術劇場大ホール

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    ウィーン・オペレッタ劇場公演 《メリー・ウィドウ》
       1998年6月28日(日)4:00PM
    愛知県芸術劇場大ホール(入りは7割くらい?)

          指揮・演出:ハインツ・ヘルベルク
     ミルコ・ツェータ男爵:ワルター・イェネヴァイン
       ヴァランシェンヌ:ロッテ・ライトナー
 ダニロ・ダニーロウィッチ伯爵:ダニエル・フェルリン
      ハンナ・グラヴァリ:メラニー・ホリデイ
    カミーユ・ド・ロション:ローレンス・ヴィンセント
        カスカーダ子爵:アロイス・ヴァルヒスホーファー
          ニエグシュ:クルト・リーデラー

 そもそも、この『ウィーン・オペレッタ劇場』とは何者なのか?
 プログラムを読んでも良く分からない。
 載っている写真の建物はフォルクスオパーだし (^_^;。

 指揮・演出はともにハインツ・ヘルベルクということで、一時期のカラヤンみたいな人だね。
 演出は簡素でオーストドックス。 オーストドックスすぎる (^_^;?
 ハインツ・ワルベルクって指揮者がTVに出ていたような‥‥。

 出だしのオケは、ブラバン状態。
 でも第1バイオリンは4プルットで、それほど人数が少ないわけでは無いようだ。

 今回の来日公演、目玉はメラニー・ホリデイのハンナだろう。
 彼女がこの役を演じるのは初めてだそうだ。
 雰囲気は出ていたけれど、声が小さかったね。
 
 ダニロのダニエル・フェルリンは、楽譜通りには歌っていない所もあるようだが余裕たっぷりで、なかなかの達人かと思った。

 カミーユ役のローレンス・ヴィンセントの名前には記憶がある。
 で調べてみたところ、1997年1月7日『ウィーン・フォルクスオパー交響楽団』(指揮ペーター・グート)のソリストで聴いたことがあるんだ。
 毎回レポートを書いていると、こういうときに役に立つわけだ (^_^) 。

  本日一番驚いたのは観客の乗りの良いこと。
 『天国と地獄』のカンカンなんか、最初から最後まで手を叩いているんだものな (@_@)。
 『ブラヴォー!』もすごかったよ。 組織票か (^_^;?
 でも、そのおかげで日本公演最終日にふさわしい盛り上がりになって良かった良かった (^_^) 。

 まとめとしては、ウィーンの小さい劇場で日常的に上演されているオペレッタを、見せていただいたということでしょうか(それにしてはチケットが少し高かったような‥‥)。
 最後は盛り上がって(カンカンからはどうしても盛り上がっちゃうんだよね)、楽しい気分で観劇を終えることが出来ました。
 
 
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