林光たなばたコンサート No9
《キャバレー・ヴォルフガング あるいは モーツアルトの生涯》
1998年7月7日(火)7PM うりんこ劇場

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        林光たなばたコンサート No9
 《キャバレー・ヴォルフガング あるいは モーツアルトの生涯》
      1998年7月7日(火)7PM うりんこ劇場

 『林光たなばたコンサート』に、昨年に続いて行って参りました。
 うりんこ劇場は子供向け演劇の『劇団うりんこ』の本拠地。
 名古屋の東北、名東区にあり、我が家から車で5分くらい。
 長椅子式の座席で、キャパは150人くらい。
 近所の方でしょうか、普段着の観客(子連れ多し)で超満員でした。

 今年は『キャバレー・ヴォルフガング あるいは モーツアルトの生涯』ということで、林光さんと大石哲史(おおいしさとし・オペラシアターこんにゃく座)さんの二人だけによる舞台でした。
 舞台(平戸間)下手にピアノ、中央に木の椅子。
 林光さんの曲とモーツアルトの曲をつなぎ合わせて、モーツアルトの生涯が手際よく歌い語られます。

 二人でお芝居をしたり(林さんは台本を見ながら (^_^;)、林さんの伴奏で大石さんが歌ったり、大石さんの伴奏で林さんが歌ったり(2曲)、林さんの独奏もありましたし、そうそう『すみれ』の詳しいアナリーゼもありました。

 全体として、なかなか良く練り上げられた舞台かと感心しました。
 大石さんはセリフ、歌詞のすべてを暗記しておられ、他でも上演されたことがあるのでしょうか?

 大石さんを実際に拝見するのは初めてでしたが、歌唱力、演技力ともかなりの実力で、何より観客を引きつける力が強い。
 あっと言う間に舞台に引き込まれてしまいました。

 一番おかしかったのは第一部最後の『アルマヴィーヴァ伯爵のアリア』で、涙が出るほど笑わせていただきましたが、ここには書けないの。
 下品すぎて‥‥ (^_^;。
 
 
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