宙の会・第1回公演ミュージカル 《秘密の花園》 1998年8月27日(木)7PM 名古屋芸術創造センター |
《秘密の花園》といえばブロードウェイの舞台が有名で、来日公演を見たことがあります。 今回の公演は川北宣子さん主催の『宙(そら)の会』の第1回公演ミュージカルで、名古屋発のミュージカルを目指しているそうです。 宙の会・第1回公演ミュージカル 《秘密の花園》 1998年8月27日(木)7PM 名古屋芸術創造センター 脚本・作詞・作曲:川北宣子 演出:小澤 寛 メアリー・レノックス:柴山花朱美 ディコン・サワビ:毛利和雄 コリン・クレーヴン:曲 敏彰 マーサ・サワビ:中村真弓 ベン・ウェザスタッフ:外山文孝 セーラ・メドロック:紀ノ国悦子 アーチバルド・クレーヴン:佐野文彦 リリー・クレーヴン:山口雅子 ストーリーはあまりにも有名なのでカット。 バーネットの原作を忠実に舞台化した、好感の持てるもの。 音楽はちょっと少なかったかな? それと、メロディーラインが比較的単純。 小学唱歌のように。 先日《アスペクツ・オブ・ラブ》を見たばかりだからな。 ロイド・ウェッバーと較べちゃいけないよね (^_^;。 しかし、それでもこの公演には満足しました。 特に第二部。 黒い塀が開いて花が咲き乱れる花園が現れたり、けっこう舞台装置も見せる。 その花園でのフィナーレ、コリンと父親が初めて心を通いあわせる場面や、全員で歌う喜びのコーラスを聴いていると、けっこう感激するのね。 自分が子供向けミュージカルで感激できることが意外だったな (^^ゞ。 キャストでは、何と言っても、初めて見るメアリー役の柴山さんが良かった。 芝居は上手だし声も良く伸びて、《アスペクツ・オブ・ラブ》のジェニーに向いているんじゃないかな? ディコン役の毛利さんは創作オペラ『うた座』の代表。 モーツアルトのオペラ《後宮よりの逃走》でも聴いたことがあるが、この人も歌が上手で、メアリーとの二重唱なんか音がぴったり合って美しかった。 アーチバルドの佐野文彦さんは、劇団四季の佐野正幸さんの双子のお兄さん。 楽しみにして行ったんだが、出番が少なかったのは残念。 まあ、旅ばかりしている役柄だからね (^_^;。 しかし、聴かせるところはしっかり聴かせてくれた。 この公演、明日も2PM・7PM、2回が予定されています。 名古屋近辺で時間に余裕のある人は、一度は見ておいてもいいかも。 僕も、もう一度行ってみようかな? |