ハンガリー国立歌劇場 《椿姫》
1998年10月18日(日)4:00PM 愛知県芸術劇場大ホール

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 台風10号も去り(風が強かった)、名古屋祭り(信長・秀吉・家康の英傑行列)で賑わう栄の街。
 台風のように東へ進んでいるハンガリー国立歌劇場、本日は名古屋公演でした。

  ハンガリー国立歌劇場公演 ジュセッペ・ヴェルディ《椿姫》
 1998年10月18日(日)4:00PM 愛知県芸術劇場大ホール

      指揮:ヤーノシュ・コヴァーチュ
      演出:アンドラーシュ・ベーケーシュ

      ヴィオレッタ:カタリン・ピッティ
      アルフレード:ペーター・ケレン
      ジェルモン:チャバ・エトヴェシュ

 あまり感心した公演ではありませんでしたね。
 舞台装置とか演出は(僕は)これでもいいんですが、主役二人にもう少し魅力がないとね。
 最後は拍手しておきましたが。
 主役によって、印象が全く変わってくるのではないでしょうか?
 ほぼ毎日公演が続いているんですね (@_@)。

 一幕最後は舞台が変わってヴィオレッタの寝室になる。
 で、そこにいるアンニーナを見た瞬間、『これは脱ぐな!』とオペラグラスを持ち直しました (^_^;。

 果たして、最後のアリアは下着にガウン姿で歌われました。
 《こうもり》や《ポッペーア》に較べれば大人しいものですが (^^ゞ。

 ここで思い出したのが、ウィーンで見たクプファー演出のミュージカル《エリザベート》。
 エリザベートの聴かせどころ『私は私のもの』と同じような衣装なんですね。

 そういえば後ろの鏡も《エリザベート》に出てきましたね。
 ウィーンとブダペストは近いから、影響があるんじゃないでしょうか?

 そうそう、エリーザベトといえば、ロイヤル・オペラ・ハウス《椿姫》のLDで、ゲオルギウの第一幕の衣装ってヴィンターハルターが描いた有名なエリザベート皇后の衣装(ミュージカル第一幕最後に出てくる)ですよね?

 ◇ その他の話題
 来年1月に予定されているハンガリー国立歌劇場の《フィガロの結婚》、これは同じ団体なんでしょうか?
 入り口に立っていた偉そうな人に聞いてみました。
 そうしたら3人くらいで会議をして (^_^;、『その通りです』と答えてくれました。
 すぐに戻って来るんだ (@o@)。
 
 
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