レニングラード国立歌劇場《椿姫》
1998年12月4日(金)6:30PM 愛知県芸術劇場大ホール

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 仕事の関係で第一幕は諦めて、第二幕から見る予定で劇場に向かった。
 僕の計算では休憩時間なのに、ロビーには誰もいない。
 で、お姉さんが『エレベーターでお席にお向かい下さい』と言うわけだ。

 途中でも入場させてくれるの (@_@)? と驚いちゃったんだが、もっと驚いたことには、舞台はもう第二幕の半ば (@o@)。
 この公演は全二幕四場の公演だったのね。
 とんだ作戦間違いであった (^_^;。
 第一幕:70分、休憩:30分、第二幕:55分。

 これまた驚いたことに、チケットは売り切れなんだそうだ。
 どうして (@_@)?
 本日が日本公演の初日。

    レニングラード国立歌劇場《椿姫》
    1998年12月4日(金)6:30PM
      愛知県芸術劇場大ホール

     指揮:アンドレイ・アニハーノフ
     演出:スタニスラフ・ガウダシンスキー

  ヴィオレッタ:ヌルジャマン・ウセンバエワ
  アルフレード:ヴィクトル・ルーツック
   ジェルモン:ユーリ・イヴシン

 舞台装置は簡素だがそれなりに雰囲気の出たもの。
 演出もオーストドックスなもの。

 ということなら、問題になるのはソリストの歌、演技だろう。
 これもなかなかまとまっていて、特に不満を感じるわけではない。
 まあ較べるのが、10月のハンガリー国立歌劇場公演だからね (^_^;。

 特に不満を感じたわけではないが、《RENT》のような圧倒的な感動を受けたわけでもない。
 普通の良いオペラ公演であったと言っておこう。

 ヴィオレッタのヌルジャマン・ウセンバエワは、カザフスタンの人らしい。
 なかなか美人だが、東洋人の顔つきで、日本人の公演を見ているような気にもなった。
 最後の倒れるところは驚いたね (^_^) 。

 合唱は人数が少なく、舞台が寂しい。
 藤沢の《リエンツィ》が懐かしかった (^_^;。

 カーテンコールにはガウダシンスキーも現れた。
 
 
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