WOW(ワクワク・オペラ・ワールド)《リゴレット》
1999年6月2日(水)6:00PM アートピアホール

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 WOW(ワクワク・オペラ・ワールド)主催の《リゴレット》、本日はゲネプロ(入場無料)でした。
 明日(6/3)が本公演になります。

 ロビーでは同時に『第2回うらかた博』なるものも開催されておりまして、衣装、仮面、小道具、裏方弁当 (^_^;、などの展示がされておりました。
 中でも、照明の進行表は恐ろしく複雑なもので、驚きました。
 ここではメーク(2000円)もしてもらえまして、貸衣装(1000円)、写真(1000円)で、合わせて4000円。

 うろうろ見学していたら、突然ジェントルマンに『よくお見かけしますね。びわ湖、尼崎など』と声を掛けられました (@o@)。
 で『お名前は?』と質問したところ『下斗米です』とのことで、WOW代表で衣装の下斗米雪子さんのご主人だったんですね (@o@)。
 しばしお話をして、さっそくWOW倶楽部に入会させていただきました。

    《リゴレット》1999年6月2日(水)6:00PM
  アートピアホール(名古屋青少年文化センター11階)

     指揮:山田信芳  演出:池山奈都子

      マントヴァ公爵:レンツォ・ズリアン
         リゴレット:岡本 茂朗
           ジルダ:飯田 実千代
      スパラフチーレ:戸山 俊樹
       マッダレーナ:東川 恭子
     モンテローネ伯爵:安田  健
       ジャヴァンナ:三輪 陽子
        リゴレット:原田 邦英(語り・劇団うりんこ)
          ピアノ:山本 敦子

 終演後、後ろの女子高生のグループから『なあにこれ、分っかれせんがね!』との会話が聞こえてきました (^_^;。
 語りのリゴレットを付けての短縮上演だったためもあるんでしょうが、もともとの台本があんまりですからね (^_^;。
 それでもカーテンコールで気持ちよい拍手が出来るのが、オペラのいいところです。
 件の女子高生も一生懸命拍手していましたよ (^_^) 。

 池山演出は舞台装置に金を掛けず、照明効果を多用したもの。
 特に奇を衒わぬオーストドックスなものでしょう。

 キャストではマントヴァ公爵のレンツォ・ズリアンが良かった。
 朗々と響く声で、『女心の歌』なんか最後にヴァリアンテを付けられちゃって最後の音を目一杯延ばされては『ブラヴォ!』が飛ぶのも無理からぬことでしょう (^_^) 。
 リゴレットの岡本 茂朗さんも良かった。
 迫力ある歌声ですが、見た目が若く見えたので、明日はもう少しメークを考えられたらいいと思いました。

 ジルダの飯田 実千代さんは高い音がよく通っていましたね。
 しかしこのジルダって女、好きな男と結ばれて『辱めを受けました』は無いだろうと思うんですが (^_^;?
 イタリア語の歌詞はどうなっているのだろう?
 《リゴレット》のストーリーって、最初から最後までセックスの話で、いささか辟易しましたね (-_-) 。

 僕は、入場無料ということで普段はオペラとは無縁の知人を誘ったんですが、皆さん『面白かった!』と言っておられました。
 僕は明日も見に行きます。
 タダの舞台だけ見てお終いでは申し訳ないような気がしますから (^^ゞ。
 
 
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