『DIE GEMU:TLICHE OPERETTEN』
2005年23日(水)6:30PM 名古屋市芸術創造センター

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 6月23日(水)、24日(木)と2日に渡り、名古屋市芸術創造センターで『フォー ユー コンサート』(代表は井原義則さん)が開かれました。
 第一日目は『DIE GEMU:TLICHE OPERETTEN』として、《メリー・ウィドウ》と《こうもり》。

 指揮は『浪速のマッキー』こと牧村邦彦さん、構成・演出は僕のご贔屓、池山奈都子さんです。
 簡単な装置に演技が付いたスタイルでの上演です。

 第一部《メリー・ウィドウ》レハール作曲

 ハンナ     :内田由美子  ダニロ:佐野文彦
 ヴァランシェンヌ:栗谷美香子  カミュ:鏑木勇樹
 コーラス:井原義則 小原恒久 松原 敬 志村俊人
       鈴木 誠 西野 誠 山森孝彦
 ピアノ :竹内理恵    ヴァイオリン:中村和穂

 これはダニロの佐野さんの独り舞台でしたね。
 他の人は、オペレッタらしい演技になっていませんでした。
 『女 女 女』のコーラスで、指揮の牧村さんが突然客席を振り返って『おんな!』と叫んだのが面白かったでしょうか (^_^;。

 第二部《こうもり》J.シュトラウス作曲

 アイゼンシュタイン:井原義則   ロザリンデ:松波千津子
 ファルケ     :松原 敬   アデーレ :盛 かおる
 アルフレード   :鏑木勇樹   フランク :小原恒久
 オルロフスキー  :千田恭子   ピアノ  :山本敦子

 こちらの方がずっとオペレッタらしくなっていました。
 池山さんの構成もすっきりしていたし、キャストも芝居上手が揃っていたでしょう。
 最後の『シャンパンの歌』で盛り上がったところで、『ドカーン!』という音とともに、舞台横に置かれた大砲から銀色のテープが客席に降り注いできたのには驚きました (@o@)。

 それから書いておきたいのはプログラムのこと。
 キャストの写真は20歳の時のものを使っていて、みんな若い。
 『そんなわ・けがない』と歌われていた小原さんも、髪の毛がふさふさした20歳の写真です。
 このプログラムは名古屋のオペラファンには、ちょっとしたお宝になるかもしれません (^_^) 。
 
 
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