『素敵にMUSICAL』 名古屋芸術創造センター 1999年6月24日(木) |
6月23日(水)、24日(木)と2日に渡り、名古屋市芸術創造センターで「フォー ユー コンサート」(代表は井原義則さん)が開かれました。 第二日目は題して『素敵にMUSICAL』。 第一部は『ミュージカルナンバーを歌う』。 面白かったのは佐野文彦さんの『All I Ask of You』。 佐野文彦さんは劇団四季の佐野正幸さんの双子のお兄さん。 『今日は同じ顔をしたのが東京でラウルを歌っています』とのコメントがありました (^_^) 。 名古屋で『All I Ask of You』が歌われたのは7:30PMでしたが、東京では何時ころ歌われたのでしょうか? それから、《美女と野獣》の『If I Can't Love Her』を歌い上げた澤脇達晴(みちはる)さんについて『いや〜、野獣そのものでしたね!』『あれで最後は王子様になるんですよね』というトークが会場に受けていました (^_^;。 第二部は『Les Miserables』。 ジャン・ヴァルジャン:井原義則(名古屋の山口祐一郎 (^_^) ) ジャヴェール :澤脇達晴(名古屋の今井清隆 (^_^) ) マリウス:山本哲也 アンジョルラス:鏑木勇樹 コゼット:佐々木明美 エポニーヌ:盛 かおる ファンテーヌ:千田恭子 テナルディエ:小原恒久 テナルディエの妻:夏目久子 編曲/小塚憲二 ピアノ/佐藤真由美 パーカッション/佐久間真理 この『Les Miserables』は二段に組んだ舞台の上で、譜面台を置いてのコンサート形式。 マイク使用。 コンサート形式といっても、照影を上手く使って、なかなか雰囲気は出ていました。 ヴァルジャンは舞台下手前方、ジャヴェールは上手の一番上にいるんですが、照明をその二人だけに当てると、対決の場面でも違和感を感じません。 歌も(舞台のようにエコーもかかっていたし)良かったですよ。 特にコゼットは心配せずに聴いていられましたね (^_^) 。 伴奏のパーカッションが、実に有効に使われていました。 構成的には『ワン・デイ・モア』を飛ばして『オン・マイ・オウン』に行ってしまったのには驚いたし、バリケード陥落の場面が無かったので、ストーリーが分かりにくくなっている面はあったでしょう。 カーテンコールの拍手に第一部だけのメンバーが登場し、二段に組まれた舞台に登ります。 指揮者はオケピットから上がってきません。 『ははあ、これは!』と思っていたら、やはり始まりました『ワン・デイ・モア』 (^_^) 。 そして、最後に盛り上がったところで、『ドカーン!』という音とともに、舞台横に置かれた大砲から銀色のテープが客席に降り注いできたのは前日と同じ趣向。 でも、前日と同じように驚きました (^^ゞ。 |