『ジュゼッペ・サバティーニ・テノールリサイタル』
1999年9月11日(土)5:00PM 愛知芸術劇場コンサートホール

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 名古屋公演は1999年9月11日(土)5:00PM。
 冒頭に「このコンサートを亡きアルフレッド・クラウスに捧げます」というスピーチがありました。

 ヘンデル     :「セルセ」より<オンブラ マイ フ>
 グルック     :「オルフェオ」より
            <我、エウリディーチェを失えり>
 ペルゴレージ   :バレエ音楽「プルチネッラ」より
            <パストラーレ>
 ロッシーニ    :オペラ「セヴィリアの理髪師」より
           <空はほほえみ>
 ベッリーニ    :<行け、幸せなバラよ>
           <私のフィルレの悲しげな姿>
           <マリンコーニア、やさしいニンフ>
           <やさしい月>
 ヴェルディ    :歌曲<亡命者>
           オペラ「ルイーザ・ミラー」より
           <夜が静まったとき>

     ==== 休 憩 =====

 ファリャ     :7つのスペイン民謡
 R.シュトラウス :<あすの朝>
           <子守歌>
           オペラ「薔薇の騎士」より
           <過酷な無慈悲にせまられて>
 フォーレ     :<夢のあとに>
 グノー      :オペラ「ロメオとジュリエット」より
           <ああ、太陽よ昇れ>

 僕は歌手のコンサートでは(1)声に感激する(2)曲に感激する、という二つの感激があると思っています。
 アンナ・クオさんや浜田理恵さんは(1)だったんですが、サバティーニの声には、それほどゾクゾクしませんでしたね。
 もちろん立派な声だとは思うんですが‥‥。

 ということで(2)で感激することになるんですが、そうなると「ばらの騎士」が(申し訳ありませんが (^^ゞ)一番気に入りました。
 「ボエーム」とか、もう少しポピュラーなオペラを入れてくれると、もっと楽しめたと思うんですが‥‥。
 
 
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