《魔弾の射手》 (バーデン市立劇場)
1999年9月19日(日)5:00PM 豊田市コンサートホール

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 『オペラ・オペレッタ クラシック ウィーン シリーズ』、今年の演目は《魔弾の射手》(バーデン市立劇場)。
 日本公演3日目の豊田市コンサートホールに行って参りました。
 このシリーズは、いつも『名古屋とばし』なんだな (-_-) 。

 このホールに行くのは初めて。
 最近出来たホールだけれど、さすがTOYOTAのお膝元だけあって、積極的な上演が続けられているようです。
 名古屋からは地下鉄・鶴舞線で一時間弱。
 豊田市駅で降りると、目の前に立っている高い建物の10階がホールになります。

 さっそく見える山の名前を会場係のお姉さんに尋ねたんですが、彼女たちは名古屋から来ているんだそうです (^_^;。
 地元の人に聞いたところでは、猿投山とか段戸山とか、庄内川に架かる橋も見えました。

     《魔弾の射手》(バーデン市立劇場)
 1999年9月19日(日)5:00PM 豊田市コンサートホール

    演出:Lucia Meschwitz
    指揮:Christian Pollack

     マァqゥス:Felix Mu:ller
   カァシュパァル:Martin Winkler
    アァガァテェ:Adelheid Brantsta:tter
   ェエンqィエン:Andrea Frei−Koch

 ああ疲れた。 上記の役名は間違いではありません (^_^;。
 この公演では特に発音に注意していて、言語を忠実に表すために、従来の日本語読みとは変えており、表現できない発音はアルファベットを使用しているんだそうです。
 字幕もこの通り出て来るんですが、『マァqゥス』と言われてもなあ (^_^;。

 豊田市コンサートホールは定員1004人。
 コンサートホールなので、オケピットがありません。
 客席の中央列を外して、オケが並んでいました。
 左右の列はお客さんが(コントラバスの後ろなんかに)座っているので、おかしな景色でしたよ (^_^) 。

 それから幕がないので、舞台転換・大道具の組立を目の前で見ることが出来ました。
 これは、なかなか興味深いものでした (^_^) 。
 コンサートホールでのオペラ上演もいいものです。

 演出はまったく具体的なもの。
 何も問題がないので、素直にオペラを楽しむことが出来るでしょう。
 まあ僕にとっては、初めて見るこのオペラの音楽は好みではありませんでしたけれどね。

 コーラスなんか人数は多くないんですが、さすがコンサートホールだけあって、よく音が響きます。
 カァシュパァル役の Winkler はいかにも悪そうな人で、雰囲気が出ていました。
 
 
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