ワルシャワ室内歌劇場オペラ 《フィガロの結婚》
1999年12月17日(金)6:30PM 愛知芸術劇場大ホール

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  ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラ 《フィガロの結婚》
  1999年12月17日(金)6:30PM 愛知芸術劇場大ホール

      演出:リシャルト・ペリット
      指揮:ズビニェク・グラーヴァ

   アルマヴィーヴァ伯爵:アダム・クルシェフスキ
         伯爵夫人:ゾフィア・ヴィトコフスカ
         スザンナ:マルタ・ボベルスカ
        ケルビーノ:マウゴジャータ・ガルーシュカ
      マルチェリーナ:アレクサンドラ・ホフマン
  バジーリオ、クルツィオ:イェージ・クネティッグ
         バルトロ:イェージ・マーレル
       アントーニオ:ボグダン・シリーヴァ
       バルバリーナ:ユスティーナ:ステンピェニ

 仕事の都合で第二幕からの観劇。
 一幕と二幕の間に休憩時間がないので焦った (^_^ゞ。

 室内歌劇場の公演を2000あまりの客席を持つ劇場で行うとは、何という無茶な企画であろうか。
 と思ったが、声はよく届いていた。
 PAでも使っているのであろうか?

 演出はオーストドックスなものだが、よく整理されていた。
 闇夜で人の入れ替わりのある第4幕なんか、僕は誰が誰だか分からなくなってしまうこともあるんだが (^_^;、今回の演出では結構分かりやすかった。

 舞台が分かりやすかったのは、要を得た字幕のおかげもあるかもしれない。
 『援助交際』『製造元』『メーク・ミラクル』までする必要があるかどうかは意見の分かれるところだろうが、客席は喜んでいたようだ (^_^) 。

 歌手で気に入ったのはスザンナ役のマルタ・ボベルスカ。
 声は良いし、かなりの美人であった (^_^) 。

 1)苦手のフィガロだけれど、なかなか良いところもあるじゃないか。
 2)オペラ観劇の楽しみは、なにもウィーンやミラノに限ったものではない
 というのが今回の感想。
 
 
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