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5月2日(木)の続きです。 2階建てバスで、リンカーンセンターに到着しました。 コロンバス(クリストファー・コロンブスですね)通りからリンカーンセンターを眺めると、噴水のある広場を中心に、中央にメトロポリタン歌劇場、左手がニューヨーク州立劇場、右手がエヴリー・フィッシャー・ホール、そして、その奥がジュリアード音楽院になります。 この建物は、写真で見て、コンクリートの打ちっ放しかと思っていたんですが、近くで観ると、大理石なんですね(^_^;。 まずはチケットの購入。 メトロポリタン歌劇場では、アメリカン・バレエ・シアターの公演($65.00)。 NY州立劇場では、NY・シティ・バレエの公演($37.00)。 エヴリー・フィッシャー・ホールでは、NYフィルの定期演奏会($40.00)。 いずれも、ボックスオフィスで、チケット購入に成功しました。 今回の音楽紀行、出足は好調です。 それからメトロポリタン歌劇場のボックスオフィスの向かいにある『メトロポリタン・オペラ・ショップ』に入ってみました。 ここはオペラ関係のグッズや、CD,ビデオ、LDを売っていますが、それほど品揃えは多くないようです。 階段で地下に下りると、そこのあるのは『パフォーミング・アーツ・ギフト・ショップ』。 こちらの方が店が大きいが、LDはありませんでした。 ここではビデオが充実していて、昔の歌手のビデオを買いました。 ピョルリンクとか。 で、この店の隣にあるのが、リンカーンセンター・ツアーの窓口。 出発は11時15分で、案内役はキャサリンという金髪美人。 参加したのは15人で、日本人は我々だけでした。 まずは、憧れのメトロポリタン歌劇場。 テクニカル・リハーサルとのことで、中には入れませんでしたが、ロビーで話を聞きました。 シャンデリアはオーストリア製だとか、設計者の話とか出ていましたが、当然ながら内容はよく分かりません。 でも、広いエントランスから階段、そしてシャンデリアは豪華な雰囲気を出しています。 ロビーに、ドロシー・キルステンが着たという衣裳が数点展示されていましたが、この人って、有名な人なんでしょうね? メトロポリタン歌劇場のバック・ステージ・ツアーというのもガイドブックには書いてあったんですが、これはオペラシーズンにだけ催行されるんだそうです。 次はNY州立劇場。 ここはロビーも会場内も赤と金の装飾で、予想以上にデラックスな建物でした。 劇場内は馬蹄形で、ヨーロッパのオペラハウスを思い出させ、大変気に入りました。 バレエ伴奏のオケが、練習をしていました。 最後はNYフィルの本拠地、エヴリー・フィッシャー・ホール。 5階の最後列に入ると、舞台では普段着のNYフィルが練習中です。 そして、客席にも普段着の人たちが座っています。 これが、木曜日のオープン・リハーサルだったんですね。 ここは音響の評判が悪いそうですが、5階の最後列でも、よく音は聞こえました。 ツアー終了後、ジュリアード音楽院にも行ってみましたが、入場者のチェックが厳しそうなので、外から覗くだけにして、タクシーでカーネギーホールに移動しました。 |