ニューヨーク・オペラとミュージカルの旅 96年5月2日
4)カーネギーホール

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 リンカーンセンターのツアーを終えた我々は、タクシーでカーネギー・ホールへ移動しました。
 ここでは7日(日)のエマニュエル・アックス・コンサートを狙っていたんですが、これが何と、ヨーヨーマとのジョイントコンサートで、当然の事ながら、チケットはソールドアウト。

 このホールでは、2日のロバート・ショウ合唱団も、3日の五嶋みどりも、(当然)ソールドアウトで、どうしてもカーネギーホールでのコンサートを聴きたいのなら、前もって日本でチケットを手配しておいた方がいいようです。
 それともアマチュアのコンサートを狙うか、ですね。

 気を取り直して、カーネギーホールのバックステージツアー(2PMから)に参加しました。
 参加者が多く2手に別れましたが、我々の担当はバーバラというおばさん。
 窓口には責任者らしい品のいいおばあさんがいて、映画《カーネギーホール》のヒロインみたいでした。

 まず最初は、1階席(オーケストラ)。
 かなりステージが高いので、前の方の席は首が疲れそうです。
 客席を見上げると、5階席なんか、愛知県芸術劇場大ホールの5階席もビックリの絶壁状態です。
 次に4階席に移動して、説明を受けました。
 この劇場のこけら落としにはチャイコフスキーが指揮をして、大成功だったけれど、大成功だったけれど‥‥それからどうなったのか理解できなかった(^_^;。
 カーネギー夫妻は母親の反対のため、結婚したときは52才と48才になっていたとか(こんな事だけ分かってどうするって ^_^ )。

 それから2階のボックス席に移りました。
 ここには、木の座椅子が置かれています。
 普通の持ち運びできる椅子で、とても居心地が悪そうです。

 実際のホールを見て、映画『カーネギーホール』のヒロインが息子の演奏を聴いている席の、位置関係がよく分かりました。
 コンサートのチケットは手に入らなかったけれど、劇場の内部は見ることが出来たのでいいとしましょう。

 その後、劇場内の博物館で『ベートーベン展』を見ました。
 補聴器やメトロノームが展示されていました。

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