《エリザベート》とスイスの旅 1996年8月12日の1
ドレス・サークル・ポーターズ(ロンドン)

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 朝まず向かったのはボンド・ストリートにあるJCB。
 BAはリコンファームは必要ないが、やはり本当に席が取れているか心配なので、BAとウィーンからチューリッヒまでのオーストリア航空をリコンファームしてもらう。
 無料。
 これは初めての個人旅行の僕には、本当にありがたかった。

 ついでに『JCBでミュージカルのチケットを買うと、定価の3倍くらい取るそうだが?』と聞いてみた。
 『それは《オペラ座の怪人》の当日券だけです。他のものはエージェントの手数料(20%くらい)だけです』とのことだったので、ここに報告しておく。
 日本から予約するには、その他に、日本で 3000 円の手数料がかかってしまうそうだ。

 続いて、明日利用するガトウィック空港までのアクセスを確かめるため、ヴィクトリア駅へ。
 ガトウィック・エクスプレスの場所を確認して、一安心。
 特に予約は必要ないそうだ。

 駅前に出ると《スター・ライト・エクスプレス》の看板が見える。
 ここがアポロ・ヴィクトリア劇場。
 バッキンガム宮殿の夏期公開を目指したが、衛兵交代の時間に当たってしまい、すごい人なので諦めてヴィクトリア駅へ引き返す。

 そこで、今回の旅行の目的の一つ、ドレス・サークルに向かった。
 ミュージカルCDの通信販売でお世話になっているこの店は、コヴェントガーデンにある。
 ドレス・サークルは思ったよりずっと小さい店だった(写真右→)。
 ディスプレーしてあるCDの枚数もそれほど多くない。
 カウンターにおじさんがいたので、ウィーンのライブ録音の《エリーザベト》について尋ねてみた。
 『そのCDの取り扱いはない』
 『では《レント》と《マルタン・ゲール》は?』
 『オーダーは下』
 ということで地下に降りると、そこが通販部門。

 白人のお兄さんと黒人のおじさんがいたが、相手をしてくれたのはおじさん。
 《レント》は8月、《マルタン・ゲール》は11月に発売されるそうだ。
 出来るだけ早く送ってくれるよう依頼する。

 外に出ると強いシャワーが降ってきた。
 この時期天候は不良で、突然雨が降り始めるので傘は離せない。
 念願の『ポーターズ』で、マッシュルーム&ステーキパイを食べる。

ポーターズ マッシュルーム&ステーキパイ

 続いてレスター・スクエアに行ってみた。
 特定のチケット・エージェンシーに人がいっぱい並んでいるが、あれはどうしてだろう?
 有名なハーフ・プライス・チケット売場には、それほど人は並んでいなかった。
 《グリース》《リトル・ナイト・ミュージック》などの名前が見える。

 HMVからタワー・レコードを回って(何も買わなかった)、ホテルに戻る。
 フォーラム・ホテルは、ピカデリーラインで一本だから、とても便利だ。
 フロントの日本人女性職員には、いろいろ教えてもらい、感謝している。

 TVを見ていたらベッカーやノアがアトラクションでダブルスのテニスをしている。
 小さい女の子も入っているが、とても上手。
 ベッカーってウィンブルドンで、重傷を負ったんじゃなかったっけ?

 時間になったところで、今回の旅行の最大の目的の一つ《マルタン・ゲール》に出発。
 


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