ロンドン・ミュージカル紀行 1997年12月29日(月)
1) ロンドン到着 & チケット確保

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 1997年12月28日(日)日本出発。
 キャセイ・パシフィックで香港経由。
 香港空港では銃を持った兵士が警備しており、「あの銃で撃たれたら」と目を合わせないようにしていました。

 10月に南米アマゾンの川下りに挑戦した早稲田大学探検部員2人を、ペルー国軍兵士が監禁殺害した上、現金1200ドルを強奪した事件があり、彼らがどれほど怖い悔しい思いをしたかと、兵士を見ながら考えていました。

 12月29日(月)午前5時15分 ロンドン到着。
 7時前にフォーラムホテルにチェックイン。
 このホテルはグロースターロードにあって、ヒースローからもウェストエンドへも地下鉄(ピカデリーライン)1本というロケーションが好都合。
 日本人客が多く、日本人のスタッフもいるようだ。

 ロンドンは暖冬のようで、心配していた雪は無し。
 スノーブーツ(1980円 (^_^;)も買ってきたんだが。

 8時を過ぎても、外はまだ薄暗い。9時で明け方という感じ。
 3時頃には夕方。 昼間でも太陽は低い。

 ホテルのTVには JAPAN SATELLITE TELEVISION という日本語チャンネルがあり (@o@)、朝6時にNHK、そして夜6時にフジテレビのニュースを見ることが出来た。
 ホノルル行きの飛行機で事故があったようだ。
 これでピカデリーのジャパンセンターで新聞を買えば、日本の動き(新進党分裂とか)に取り残されることはない。
 便利な時代になったものだ。

 ロンドン観光は、まずピカデリーサーカス。
 寒いこの時期、ロンドンはシーズンオフかと思っていたんだが、とんでもない。
 街の中は人でいっぱい。
 前後左右から異なる言語が聞こえてくる。
 もちろん日本人もいっぱい。
 吐く息は白くなったけれど、寒さは日本並み。
 円安で食事はすぐ一人前1000円を越えてしまう。

 ジャパンセンターで読売新聞を買って、タワーレコードでエレイン・ペイジのビデオと《サイドショー》《FAME》のCDをゲット。
 それからレスタースクエア経由でコヴェントガーデンまで歩く。
 コヴェントガーデンの月曜は有名なアンティークのフリー・マーケット。
 立て替え工事中のロイヤル・オペラハウスは2倍の大きさになるようだ。

 それからチケット確保作戦。
 まずはロイヤルオペラの引っ越し公演が行われているシャフツベリー劇場に行ってみた。
 シャフツベリー劇場はすごく古くて、今にも壊れそう。
 ボックスオフィスで31日の《メリー・ウィドウ》のチケットを聞いてみたが、残りが無いということで潔く諦める。
 オペラが駄目でも、他にいくらでも見るものがあるのがロンドンのすごいところだ。

 イングリッシュ・ナショナル・オペラのコリセアム劇場も覗いてみたが、イングリッシュ・ナショナル・バレエの《くるみ割り人形》が上演されていた。

 次はライセアム劇場で30日の《JCS》を購入。
 それからロイヤル・ドルリー・レイン劇場で30日の《ミス・サイゴン》。
 30日のソワレは、この2つの演目をハシゴする予定。
 昼食はパブに入って、フィッシュ&チップスとラザニア。
 ここで先ほど購入した読売新聞を読む。

 それからオックスフォード・ストリートのHMVを覗いて、ボンド・ストリートのJCBで《シカゴ》《レ・ミゼラブル》《オペラ座の怪人》のチケット受け取り。
 最初は玄関のベルを押しても反応が無く、休日か? と大変にあせった (^_^;。
 チケットオフィスの手数料込みで1枚40ポンドだから、1ポンド220円として‥‥8800円。
 円安が身にしみた (^_^;。

 次は、パラディアム劇場で《オリバー!》のチケットを確保。
 本日のチケット確保作戦はここまで。

 それから、アフタヌーン・ティーにトライできるのは今日だけ(明日からは毎日マチネあり)ということで、ブラウンズホテルへ。
 このホテルは電話予約が出来ないので3時に行ってみたんだが、4時10分の予約となってしまった。
 空き時間を利用して、ハロッズでフード・ホールなどを見て回る。

 ブラウンズホテルのアフタヌーンティーは日本人(女性二人連れ)が多かった。
 いくつか部屋があるんだが、どこもくつろいだ雰囲気で、ウェイターもすごく感じがいい。
 が、二人で8800円(チップ込み)はちょっと高いかもね。
 ジャムも1種類だし(以前ハイドパークホテルは3種類だった)。
 まあ、ブラウンズホテルのアフタヌーンティーは一生一度のことだから、いいんだけれど。

 ということでやっと夜になり、本日の観劇はアデルフィー劇場の《シカゴ》です。
 ついたその日にすごいスケジュールでしょう (^_^) ?
 
 
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