ロンドン・ミュージカル紀行 1997年12月29日(木)
2) エレイン・ペイジのビデオ

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 僕は一昨年、アデルフィー劇場の《サンセット大通り》で仰天して以来のエレイン・ペイジ・ファンなんだが、ペイジのホームグラウンドであるロンドンでビデオを探してみることにした。

 で、ピカデリーのタワーレコードと、オックスフォード・ストリートのHMVで売られていたのが、『エレイン・ペイジ・イン・コンサート』。

 このビデオは1991年のツアー中、バーミンガムの PRESTIGIOUSBIRMINGHAM SYMPHONY HALL で行われたコンサートをビデオ化したもので、『PERFORMANCE』としてCDも発売されている。

 ヨーロッパと日本ではビデオの方式が違うんだが、ビデオ専門店でSVHSに変換してもらった。
 ビデオの値段は6.49ポンド(1400円くらい)で、変換手数料が2000円ちょっと。 イヤハヤ (^_^;。
 しかし、エレイン・ペイジのコンサート・ライブを見ることが出来る喜びは、何物にも代え難いものだ (^_^) 。

 コンサート前半の衣装はピンクのツーピースにミニスカート。
 ウェストの辺りに少し年を感じたが (^_^;、これは衣装デザインの問題かも知れない。
 タップも見せてくれるが、達人というほどではないようだ。

 このコンサートの圧巻はフィナーレの部分、彼女がオリジナルキャストだった3つのミュージカルのナンバーだろう。
 《エビータ》の『アルゼンチンよ泣かないで』、《チェス》の『 I KNOW HIM SO WELL 』、《キャッツ》の『メモリー』。

 ペイジは歌い手というより役に没入するタイプのようで、『アルゼンチンよ泣かないで』など、ミュージカルそのものを見ているような気がした。
 劇団四季《エビータ》のプログラムで、ティム・ライスが『次にロンドンで《エビータ》を上演するときはエレイン・ペイジの主役で』と言っていたのも、もっともなことだ。
 ちょっと年が心配だけれど (^_^;。
 腕を上げる例のポーズを取ったときなんか、『ヤッター\(^o^)/』という感じだったな (^_^) 。

 コンサートの最後はスタンディングオベージョンになっているんだが、スタンディングオベージョンといえば《サンセット大通り》。
 カーテンコールの最後にノーマ役のエレイン・ペイジが現れた瞬間、観客が一斉に立ち上がったのも、鳥肌が立つような忘れられない想い出だ。
 《サンセット大通り》の映像化も、ぜひエレイン・ペイジでお願いしたいものだ。
 
 
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