ルートヴィヒ紀行(1) 2001年4月29日(日)
ゲルトナー劇場 《小鳥売り》

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 ホテルにチェックインして、早速タクシーで劇場に向かいます。
 もう時間は8時近く。
 バイエルン国立歌劇場は《ルチア》だったんですが、ソールドアウトとのFAXを受け取っていたので、もう一つの劇場 Staatstheater Gaertnerplatz に行ってみることにしました。
 タクシー運転手に『 Staatstheater Gaertnerplatz!』と言ってみたんですが、『Gaertnertheater?』と聞き返されました。
 こちらの演目はカール・ツェラーの《小鳥売り》という日本ではめったに見ることの出来ないオペレッタです。
 開演時間は午後7時。
 もう当日券売場は閉まっていたので、思い切って受付にいたおじさんに『日本カラ来マシタ。おぺらガ観タイ』と訴えてみましたところ、『売場は閉まっているし困ったなあ‥‥それならチケット無しで入っていいよ。ただし2幕になってからね』という許可を得ることが出来ました (^o^) /。
 劇場は少し小振りですが、馬蹄形のいかにもヨーロッパらしいオペラハウスです。
 9割くらいの入りでした。


      カール・ツェラー作曲 オペレッタ《小鳥売り》DER VOGELHENDLER
          2001年4月29日(日)7:00PM ゲルトナー劇場

        指揮:アンドレアス・リュプケ  演出:フランツ・ヴィンター
               アダム  :オリヴァー・リンゲルハーン
               クリステル:コルネリア・ホラク

 ストーリーは小鳥売りのアダムと郵便配達の娘クリステルの恋物語なんですが、そこに大公妃マリー、スタニスラウス伯爵などが絡んできて、大変混乱したお話になっていて、よく分かりませんでしたね (^_^;。
 カール・ツェラーの音楽はいかにもウィーン・オペレッタらしいワルツやポルカを多用した親しみやすいもの。
 演出はオーストドックスなものでしたが、解説書には『二人は結ばれて幕となる』と書かれているのに、ステージから走り去ってしまったのは何故 (@o@)?

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