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◇マーチャーシュ教会 マーチャーシュ教会は13世紀の半ばにベーラ4世によって建てられた、ブダペストのシンボルとも言うべき教会です。 1541年にトルコに占領されると教会はモスクに改装されたそうで、確かに内装はイスラム風でした。 僕にとって重要なのは、この教会で1867年6月8日にフランツ・ヨーゼフとエリザベートのハンガリー国王としての戴冠式が行われたこと。 今回のブダペスト紀行は「后妃エリザベートの旅」ですからね。 かつて彼女が立った場所に自分がいられることは、この上ない幸せです (^_^)。
この戴冠式で、リストは《戴冠ミサ曲》を作曲し、自ら指揮をしたそうです。 ウィーンで見るミュージカル《エリザベート》では「キッチュ!」が歌われる場面になります。 教会の中には早朝だというのに3組の日本人ツアーがいて、驚きました。 9時から開いている観光施設はここだけなので、時間を有効利用しようとすると、こうなってしまうんですね。 カッサで夜のコンサート、《メサイヤ》のチケットを買っておきました。 マーチャーシュ教会から外へ出れば、目の前に「漁夫の砦」があります。 ドナウ川とペストの展望台で、国会議事堂が目の前に見えます。 足元がツルツル滑るので「滑りやすい大理石だな」とよくよく見れば、雪が凍っていたんですね。
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