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マーチャーシュ教会から王宮に向かいます。 ブダの丘は広くて、石畳は歩きにくいし、けっこう時間がかかります。 途中で発掘が行われている場所がありましたが、ローマ時代の遺跡でしょうか?
王宮もマーチャーシュ教会と同じく、13世紀半ばにベーラ4世によって建てられたそうです。 17世紀にハプスブルク家によってトルコ軍が駆逐されると、バロック様式の王宮が新築されました。 この王宮も、もちろん后妃エリザベートゆかりの地の一つです。 エリザベート関係の本を読んでいると、どうも当時は改築工事が行われていたようです。 そうそう、今回の旅行で気づいたんですが、ハンガリーの人はハプスブルク家のことを、征服者・支配者と見ていて、良く思っていないようです。 その中で后妃エリザベートだけは、そのハンガリー贔屓の行動から、ハンガリー人に好意を持たれていました。 そのため、フランツ・ヨージェフ橋は第二次大戦後「自由橋」に名前を変えられてしまいましたが、エルージュベト橋の名はそのまま残っています。 さて、王宮の一部は国立美術館になっていましたが、月曜は休館日。 これはガイドブックにも書かれており、覚悟の上でした。 必要なら、翌日に再チャレンジです。 王宮の前に建っている銅像はオスマントルコとの戦いで大活躍した救国の英雄・オイゲン公で、ウィーンの王宮の前にも同じ銅像が建っています。 目の前にはくさり橋と国会議事堂、右手にはゲレルトの丘、ツィタデッラ(要塞)の「シュロの葉を掲げた女性像が望めます。」
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