ウィーン紀行(5) 03.12.31(水)
ベルヴェデーレ宮殿・ブルックナー最後の家

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◇ ブルックナー最後の家

 ブルックナーが長く住んだヘスガッセの家は最上階だったため、上り下りが大変でした。
 1895年7月に、彼はフランツ・ヨーゼフ皇帝の好意により、ベルヴェデーレ宮殿の管理人用宿舎に引っ越しました。
 彼はこの家で交響曲第9番の作曲に取り組みましたが、1896年10月11日に死亡しました。
 ブルックナーが生前に撮った写真と較べると、この家は改装がされているようです。

ベルヴェデーレ宮殿の入口 左が宮殿、正面が管理人用宿舎
ブルックナー最後の家 壁の銘板


 左下の写真はブルックナーの家から見た庭園です。
 宮殿の裏に当たります。
 右下の写真はガイドブックに出ている有名な景色で、宮殿の表に当たります。

ブルックナーが見ていた庭園 宮殿表の庭園


 ベルヴェデーレ宮殿(上宮)は「オーストリア・ギャラリー」となっており、クリムトやシーレの有名な絵が展示されていますが、今回の旅行の目的は「HP充実のための音楽史跡」。
 雨の中をタクシーで、次の「マーラーの家」に向かいます。

 

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