プラハ紀行(7) 2004.5.3(月)
市民会館・スメタナホールのチケット

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市民会館

 プラハのコンサートといえば、有名なのはもちろん『プラハの春』音楽祭。
 この音楽祭はスメタナの命日である5月12日に、市民会館にあるスメタナホールで、スメタナ作曲の交響詩『我が祖国』の演奏によって開幕します。

 僕は何とかしてこの有名なホールを見たかったんですが、日本で調べたところでは、プラハ滞在中の2日間にコンサートの予定はありませんでした。
 しかし、「地球の歩き方」によれば市民会館のガイドツアーがあるようなので、その時間を調べに市民会館に寄りました。

 この「市民会館」は、そのありふれた名前からは想像も出来ない、アール・ヌーヴォー形式の美しい建物でした。
 これほど美しい建物は滅多にあるものではなく、「アール・ヌーヴォーの精華」と言ってもいいでしょう。

火薬塔と市民会館 アール・ヌーヴォーの精華 市民会館


 さて、市民会館の前にコンサートの客引きがいました。
 プラハでは毎晩いろいろな教会や宮殿でコンサートが行われています。
 客引きに話を聞いてみると、なんと! 今晩8時半からスメタナホールでコンサートがあるんだそうです。
 どうせ観光客相手のコンサートだろうとは思いましたが、僕にとってスメタナホールに入る一生に一度のチャンスが巡ってきたのです。
 飛び上がって喜びましたよ (^_^)。

コンサートの客引き チケット売り場


 ここで遅い昼食です。
 市民会館にはカフェがありまして、これがまたアール・ヌーヴォーの美しい装飾なんです。
 チェコ料理もリーズナブルなお値段で、お薦めです。

市民会館のカフェ チェコ料理

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