ニュルンベルク・ミュンヘン紀行  2006年5月5日 (金)
(12) リンダーホフ城(2)
 ヴェーヌスグロッテ

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 僕は1990年にこのお城に来たことがある。
 しかし、11月だったので「ヴィーナスの洞窟(ヴェーヌスグロッテ)」は閉まっていた。

 ルキノ・ヴィスコンティの映画『ルートヴィヒ・神々の黄昏』を見た人なら、誰でもこの洞窟に行ってみたくなるだろう?
 で、今回の再チャレンジとなったわけだ。

 お城の右側にグロッテへの坂道がある。

お城の右側の庭園 ここがグロッテへの入口
鳥カゴのような道を通って 長い坂道を登り、
ここで右の道に進む。急な坂で大変 人々がたむろしているところが
グロッテの入口 暗い通路を数十メートル行くと


 この洞窟のテーマは、ワーグナーのオペラ《タンホイザー》第一幕に出てくる、愛欲の都ヴェーヌスベルク。
 ここで吟遊詩人タンホイザーは愛の女神ヴェーヌスと爛れた生活を送っているわけだ。

映画に出てきた池に浮かぶ船 フラッシュを焚くと こんな感じ
ヴェーヌスベルク の壁画 ヴェーヌス と タンホイザー

 


グロッテ の出口 林の中に屋根が見える


 グロッテから出て周りを見回すと、林の中に屋根が見える。
 僕が観察したところでは、これがグロッテの天井になるようだ。
 憧れていたグロッテも、これでは「お化け屋敷」みたいなものだな (^_^;。
 
 
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